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ドッグイア #8 『食パンのミミ』
ふわふわ さくさく
ブラウンの縁飾り
焼き加減はお好みで
柔らかい真ん中が好きな私
まずは縁からいただきます
あらあら これはまあ
まるで虫が食べた葉っぱみたい
ひとり さくさく こっそりと
縁に沿って 虫の作法
ときどき休日 真似してみる
好きな場所から食べたいの
こんがり さくさく
食パンのミミ
◯縁)七〇一一三 - 一九二八
こんにちは!遥々岬です⛰️
今月は「食パンのミミ」について書きました。
新年と関係ない食べ物から今年はスタートです✨
食パンのミミって、サクサクと食感と、軽い香ばしさ。時々、ちょっと口の中を痛くすることもあるけれど、それすらも許してしまえる魅力がありますよね🍞
ただ、ミミをひたすら食べ進めていくと、少しずつ真ん中に近づいて、最後には不思議な形が残ります。
歯型で縁取られたその姿を見ていると、私はなぜだか幼虫が葉っぱを食べる姿を思い出しました。
あの小さな生き物が、葉をくるくる回しながら、縁から一生懸命にかじっていく様子。なんだか、自分もミミだけを楽しんでいるとき、同じことをしている気がしてきます🤭
それで今回は、虫の作法(食べ方)と食パンのミミから食べる方法を合わせて詩の作品にしてみた次第です💡
そして不思議なことに、同じパンの耳でもラスクに姿を変えると、ぐっと格が上がる感じがします。
サクサク感に甘さが加わり、一気におやつの主役に。でも、それでも時々、シンプルな食パンのミミが恋しくなるのだから、食パンって不思議な食べ物ですね。
ちなみに食パンの耳の「耳」の意味は、物の端という意味があるらしいですね。
私は調べるまで、生き物の耳の意味があると思っていました😋
次は1月24日(金)!
ドッグイア 研究レポートです📝
お楽しみに👋