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多様なor限定orジョブ型正社員

自分の子どもも就職させたい会社を増やす。制約があっても働き続けられる会社を増やす。
これを目指して活動しています。社内制度の研究もしています。

さて、いわゆる正社員と違い、制約のある働き方が可能な正社員制度を「多様な正社員」と表現していました。
ただ、色々な呼び方があるようです。
それでは詳しく見てみましょう!


多様な正社員・限定正社員とは

多様な正社員・限定正社員について書いた記事があります。
詳しくはそちらをご覧ください。



①多様な正社員

多様な正社員という名称は、厚生労働省の資料に出てくる名称です。
ただし、ジョブ型正社員とも表現しています。
「いわゆる正社員」に対して、何らかの制約がある働き方をしている正社員を指しています。

②限定正社員

この用語は、アベノミクスの成長戦略の1つとして出てきます。
ですが、政府官邸から発信される資料では「多様な正社員」や「ジョブ型雇用」という用語も用いられており、出所がはっきりしません。


③ジョブ型正社員

規制改革会議雇用WG座長 鶴 光太郎氏「ジョブ型正社員の雇用ルールの整備について」(2013/04/19)に出てくる用語です。
ここでは「いわゆる正社員」を「無限定正社員」と言う用語で表しているのも印象的です。

ただ、最近はジョブ型正社員は、職務内容を明確にしたうえでその道の専門職として採用する雇用形態を表していることが多いです。長らく日本において主流であった「メンバーシップ型雇用」の対極として位置づけられているものになります。

多様な正社員とは、少し意味合いが違うのかもしれません。


今回のまとめ

多様な正社員はいわゆる正社員に対して、何らかの制約がある働き方をしている正社員を指しています。
多様な正社員は、限定正社員やジョブ型正社員とも言われていますが、最近はジョブ型正社員とは日本において主流であった「メンバーシップ型雇用」の対極としての呼称として使われることが多いようです。

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