AIに尋ねる、そして謝罪を受ける。『猫を棄てる』
図書館で借りてきました。これはエッセイに分類されるのでしょうか。
わたしが今住んでいる家は2022年5月に購入したもので
徒歩5分くらいのところに図書館があります。
近くにあるものと言えば小学校、そして図書館、あと駅も近いです。
駅が近い割には、小学校と図書館くらいしかありません。
さて、
この本は村上春樹の目を通した「父」の生涯について語られています。
ヒトがその一生を終えたあと、誰かの記憶に留まるとはどういうことか
そんな事を綴った本に思います。
某レビューでは「浅い」という評価がちらほら見受けられますが
つまりは、市井のヒトの一生というのはその程度なのでしょう。
装飾を施してフィクションにしてはならないのだと思います。
ここまでの記事については、実はnoteを始めた直後に記載したものでした。
しかし、読み返してみるといかにも手抜き感があったので後日もう少し加筆しようと思い下書きに戻しておりました。
そこで、今流行りのChatGPTにこの作品について尋ねてみた。
ストーリー紹介に誤りがありますが、まあ今回そこは良しとしましょう。
いや、良いか良くないか、と言えば良くないですね。
真偽の確認をしないまま、やれ拡散だなんだとする人間が世の中にはごまんといるわけですから、無視して良い事ではないのですが
当記事のポイントではないので深掘りはご容赦ください。
しかし、「彼の作品の中でも特に人気が高い作品の一つです」
むむ!?これは聞き捨てなりません。当記事の見解に真っ向から反します。
なんということでしょう。ここまで素直に謝れる人間がいるでしょうか?
わたしの主観的な感想の是非など、もはやどうでもよくなりました。いやあ、AIさん、あんたスゴいわ。
(念のため創作ではないというエビデンスを添付しておきます。)
さて、世間の評判はさておき、私はこの作品が好きです。
人生はノンフィクションですから、都合の良い展開ばかりではありません。
その一方で丁寧に紐解いて行くと、各々がそれぞれのドラマを抱えている。当たり前の事です。誰しもが大切な一つだけの人生を歩んでいる。
華々しい人生だけが価値のある人生ではないのだ、その事に改めて気づかせてくれた作品でもありました。
この作品は、noteを書こうと思ったきっかけの1つでもあります。
いつか、このnoteに書き留めた内容を、
じぶんの子どもたちに伝える日が来るかもしれません。