見出し画像

1年ぶりの『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』マスターモード+英傑たちの詩

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』DLC第1弾に含まれる高難易度モードマスターモードで、DLC第2弾の追加DLC『英傑たちの詩』を含めたすべてのメインチャレンジをクリアしました。

序盤については記事にしたので、まずは物語中盤に挑むための準備から。

試練の祠をめぐってハートに全振りし、マスターソードを抜いておきます。
序盤に入手したDLC装備ムジュラの仮面でほとんどの戦闘を回避していますが、それでも壊れない武器の信頼性は高いです。
なお剣の試練は厳しいのでやめておきます。

マスターソードを抜くシーン。ここで写真を撮らない人類はいないのではないでしょうか。2周目でも相変わらず格好いいです。ムジュラの仮面は外しておきましょう。

あとは王家の白馬を入手したり、サトリ山でりんごを100個ほど入手したり。ハイラル平原を少し散歩してDLCのファントム装備(防御力8×3、攻撃力アップ)を入手しておきます。

『英傑たちの詩』に挑むために神獣開放を進めます。前回ゲルド編とリト編が終わったので、次はゴロン編
耐火装備は中央採石場のミニチャレンジで手に入るLv.1のままでメインチャレンジに挑戦。耐火Lv.2が必要なのは北の廃坑のユン坊救出、神獣ヴァ・ルーダニア戦、神獣攻略の終盤、そして火のカースガノン戦。すこし長いですが、燃えず薬は馬宿で買える3個とゴロンシティで貰える3個で突破できます。
ここまでボスを除いてほとんど戦闘していないのですが、神獣ヴァ・ルーダニア戦でモリブリンとの強制戦闘があるのは盲点でした。リモコンバクダンを見せて背後から不意打ちしたり、そのへんの鉄の箱をぶつけて撃破しました。マスターモードは正面から戦うと自動回復がかなり厄介なので、戦闘となるといろいろ頭を使います。

写し絵にはセリフの字幕も映るみたいです。

ゴロン編をクリアしたらそのまま山麓の馬宿から南下し、ゾーラ編へ。
耐寒も耐暑も必要なく、必要な装備(ゾーラの鎧、雷の矢20本)は金が無くても手に入るので、やはり序盤に来るべきパートのような気がします。ムジュラの仮面があればライネルに見つかることはなく、神獣の自動回復も無く、マスターモードでも特に難易度が上がったとは感じませんでした。

英傑たちの詩

四神獣を開放したので、いよいよDLC第2弾の追加メインチャレンジ『英傑たちの詩』を開始。
まずは、はじまりの大地で一撃の剣を使ったチャレンジから。これが白金や金色の敵を一撃で倒すことができて気持ちいいのですが、逆にキースとかで一撃でやられるのが厄介。でもやはりムジュラの仮面があると、とてもぬるいです。

次は四英傑の詩をそれぞれ攻略していきます。
このパートを楽しみたいので、マップの探索はある程度残したままここまでのメインチャレンジを進めてきました。祠やウツシエの記憶はもちろん、まだシーカータワーも5基残っています。試練の祠やミニチャレンジを開放しながら、英傑それぞれ3つずる存在する祠を起動していきます。

ミファー編とダルケル編をクリアした時点の地図。1周目にほとんどの地域は冒険したので未開の地という程でもないですが、開放されてないマップを切り開いていくのは楽しいものです。これぞブレスオブザワイルドの醍醐味だと思います。

逆に、祠をすべて開放したりしてやり込んだデータだと探索パートが作業になるので、この英傑たちの詩はあまり面白くないのではないかと思います。やり込んだ人にとっては、The Witcher3のような新マップ追加のDLCの方が喜ばれたのではないでしょうか。

途中、英傑ミファーの詩で砲台ガーディアン+飛行ガーディアン×3を撃破しなければならない所が難関でした。砲台ガーディアンはビーム反射があるのでまだマシですが、飛行ガーディアンは1周目のときでもほとんど倒したことのない強敵です。当然マスターモードだと自動回復があるので、矢でちまちまダメージを与えてもなかなか削りきることができません。このために古代兵装・矢を回収しに行くか迷いました。結局、プロペラ狙いで雷の矢を連射して、墜落させることでなんとか撃破。

あと最終試練となる無限異空のカースガノン戦もかなり厄介です。こちらは装備が非常に限られており、もたもたしていたら自動回復されて武器を使い切っても倒すことができなかったので作戦変更。
ダウンを取ってからウルボザの怒りによるゴリ押しで速攻撃破しました。ダウンを取った時にこちらの射程範囲内に倒れてくれるかが運要素が強く、1ターンでもミスすると一気に自動回復されてしまうので、難しいというより面倒くさい戦闘です。

装備を限定してのボス戦というコンセプトは悪くないのですが、自動回復が厳しすぎてつまらなくなっていると思いました。マスターモードでの調整不足な印象です。

四英傑編をクリアすると、最後に回生の祠での大試練が待ち受けています。神獣操作ありの大ダンジョンで、最深部では完全新規のボス戦があります。例によって自動回復があるので厳しいですが、撃破すると神獣マスターバイクを入手し、英傑たちの詩完結となります。

あとはマスターバイクでハイラル中を駆け巡りウツシエの記憶をコンプリートして、厄災ガノン討伐に向かいます。夜のハイラル城をバイクで爆走すると良い雰囲気ですし、バイクはガーディアンのビームを遮蔽できるので快適です。
あと「英傑たちの詩」クリアで英傑技が強化されており、かつハイラル城内でも強化されるので、英傑技がものすごい早さで再使用可能になります。英傑ミファーの祈りがすぐ使えるようになるので、ガーディアンのビームをばんばん食らっても白銀モリブリンにぶん殴られても、すぐ復活できます。リーバルトルネードも連発できるので速攻で本丸特攻できると思いますが、城内を探索したかったので封印。

そして厄災ガノン戦ですが、四神獣が与えたダメージをそばから自動回復していくのは「やったか...!?」感があってラスボスっぽさが倍増する良い演出だと思いました。城内で拾った王家武器近衛武器を叩き込めば、マスターモードでもダメージは十分に足ります。第2形態はダウンを取らないと通常攻撃が入らなくなるのですが、もたもたしていると自動回復されるのでダルケルの守り→王家の大剣の回転斬り→ウルボザの怒りのコンボで速攻を仕掛けて撃破。

今この記事を書きながらサントラを聞いていますが、魔獣ガノン戦のピアノアドリブは格好良すぎると思います。

今回メインチャレンジはすべて制覇しましたが、他の事はほとんどせずクリアへ突っ走りました。するとフィローネ地方には神獣はもちろんウツシエの記憶も英傑たちの詩の追加祠も無く、一切足を踏み入れることがありませんでした。実際にはマックスドリアン群生地やフロドラ素材、クライム装備など有用なアイテムが手に入るので早期に探索するべきエリアなのですが、シリーズにゆかりあるエリアでもあるのでメインチャレンジの舞台とならないのは少しさみしいと思いました。

今から楽しむのも遅くない

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』1年振りでしたが、DLCによって違った感覚でプレイすることができました。特にマスターモードムジュラの仮面のおかげで戦闘は基本的に回避していく物になり、英傑たちの詩によってフィールドを新たに探索していく楽しみが増えました。

DLCの追加要素は正直物足りないと思います。これらの追加要素のために達成率100%のセーブデータをロードして始めてたとしても退屈だと思います。本作は発売時点で非常に高いクオリティで完成されている反面、すこしパラメータをいじったり何かしたところで楽しみが増えるかと言われれば、正直そういうタイプのコンテンツではないのです。

ですがマスターモードを筆頭に、2周目として遊ぶ時に一層楽しめるような内容になっていたので個人的には満足です。英傑たちの詩の追加ムービーもあまり多くはないのですが、ラストの記憶シーンのような、ああいうあっさりしているけどグッとくるエンディングは私の好みです。

先日発売されたオリジナルサウンドトラックには、DLCの追加楽曲も収録されています。『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』今から楽しむのも遅くないな、と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?