身内でポケモン対戦した時のパーティ(サザンガルド+襷トゲデマル)

最近、身内でポケットモンスターソード・シールドの大会をしましたので、その時の構成のメモです。

参加者はほとんど今作(ソード・シールド)から始めたという中で、私は一応10年前(ブラック・ホワイト)からオンライン対戦をしていましたが、ガチ対戦は得意ではなくドククラゲで3タテとかバシャーモに日本晴れソーラービーム搭載のような一発ネタのパーティでレートに潜っていました。今回も、そんな見ていて楽しくてかつ勝てるようなパーティを目指して構築しました。

なお「ライブ大会」機能を使って開催しました。ライブ大会についてあまり知られていないと思うので、下記に解説記事を書いています。

ルールはシングルバトル・2020年1月のランクマッチ準拠です。

パーティ構築のコンセプトは2つ。

### マイナーポケモンを使う
身内で観戦しながら対戦するので、今回のメンバーなら誰も使ってこないであろうポケモンを活躍させて盛り上げたい。基準はポケモンソルジャーの2020年1月1日〜15日の集計で使用率50位以下を3匹以上。ガチ勢からしたらそこまでマイナーでもない。(本当にマイナーだと私のスキルでは勝てないので)

### ダイジェットは使わない
今作から始めた人が多いので、私は逆に今作の象徴的な戦術は避けようと。特にダイジェットによる全抜きを使わず、積み技を軸に組んだほうが昔ながらの戦術っぽくなって個性が出るかと思い。

結果、大会は優勝しました。

なお厳選は妥協の塊で、だいたい2V〜3Vで止めています

画像1

以下、詳細な構築と、ランクマッチで50戦ほど回した時の使用感です。

サザンドラ

おくびょうCS252 H4 @いのちのたま
りゅうのはどう/バークアウト/ラスターカノン/わるだくみ

普通に終盤にダイマックスして全抜きします。S98未満の敵を一掃するのが役割です。先鋒で速いポケモンを処理できていると動きやすいです。

バークアウトは単にあくのはどうの技レコードが無かったので妥協。当初ハイパーボイスを身代わり対策で入れていましたが、打つ機会が無かったのでラスターカノンに変更しました。いま気づきましたがそもそもバークアウトが音技だったのでこれを搭載するならハイパーボイスを打つ機会なんてあるはずがありません。

ギルガルド

いじっぱりAS252 H4 @じゃくてんほけん
アイアンヘッド/せいなるつるぎ/かげうち/つるぎのまい

色々あって会社の忘年会の場で飲酒しながらビルド考えて厳選・育成したので、何を意識してSに振ったのか心当たりがありません。シールドフォルムなら素でも耐久はありますしダイマックスすれば色々耐えてくれるので、相手の高速アタッカーを後攻ダイナックルで突破してA3段階上昇から後続の鈍足ポケを全抜きするムーブが決まる時はありました。ですがSに振らないほうが勝てる試合の方が多かったのではないかと思います。

マタドガス(ガラルのすがた)

ひかえめHC252 B4 @くろいヘドロ
ワンダースチーム/クリアスモッグ/ねっぷう/おにび
特性: ふゆう

ミミッキュとドラパルトの対策として投入。もともと「特性かがくへんかガスでミミッキュを突破しよう」と思って真っ先に厳選したのですがかがくへんかガスはミミッキュに無効という事で、ふゆうにしました。オーロンゲも止められますが、でんじはを誘うので何か対策しておくと良かったかもしれません。

耐久が特別に高いわけでもないのにCに振ってしまっているので、相手をさっさと倒すべきかおにびで起点にするか、迷う時が多かったです。剣盾の環境初期の不安定な頃に育成した個体をずっと使っているので、もう少し現環境に沿ったはっきりした役割を持たせたほうが活躍したと思います。

トゲデマル

いじっぱりHA252 B4 @きあいのタスキ
ほっぺすりすり/びりびりちくちく/とどめばり/きしかいせい
特性: てつのとげ

このパーティのMVP。環境に多いダイジェットのメタとして、飛行を1/4に軽減してまひるみで返り討ちにするために投入しました。強いし、しかもかわいいポケモンです。実際に使ってみると、パーティが苦手なダイマックスヒヒダルマをほっぺすりすり+威力200きしかいせいで倒せる点も心強かったです。

頑丈ではないのは厳選が面倒だったから甘えです。当初はトゲキッスのダイバーンを耐えるためとつげきチョッキを持たせていましたが、他の相手に対して安定しないので結局タスキにしました。ただし本来不利であるかたやぶりドリュウズがタスキ起死回生で倒せるようになったので、頑丈ではなくてつのとげタスキ型も普通にアリかもしれません。

トゲデマルはS種族値がミミッキュと同じ96という絶妙な値であり、Sに振ると先攻まひが決まりやすくなりロマンが増します。逆にHに振ると対ダイジェットに対して安定感が増します。迷ったけど今回はH振りです。

今回「とどめばり」を使ったことはありませんでした。「とんぼがえり」か「ねこだまし」が良いと思います。もし「とどめばり」を活用するならSに振ったほうが良いですね。

シャンデラ

おくびょうC252 S236 H20 @こだわりスカーフ(最速ドラパルト抜き)
オーバーヒート/シャドーボール/エナジーボール/サイコキネシス
特性: もらいび

スカーフで最速ドラパルト等を抜いて、本来不利な相手を火力で押し切る型です。実際にはドラパルトやドリュウズはタスキも多いので、読みが重要になります。

パーティが苦手なエースバーンを一応ダイマックスで流せます。ふいうちを耐えてダイサイコすれば、相手からは有効打が一切なくなって、交代際に強力なダイマックス技を当てることができます。

また地味にダイソウゲンのグラスフィールドで地震が半減になってドリュウズの攻撃を普通に耐えたりします。私のプレイヤースキルでは狙ってやるのは難しかったですが。

ヌオー

ずぶといHB252 A4 @たべのこし
ねっとう/どくどく/カウンター/じこさいせい
特性: ちょすい

普通ヌオーは特性てんねんだと思うのですが、妥協してちょすいにしたところ全く活躍させてあげられませんでした。でもかわいいポケモンです。


選外としてマッギョ(ガラルのすがた)も育成していました。

ずぶといHC252 B4
じならし/だくりゅう/あくび/ステルスロック

本来使いたかったマイナーポケモン枠。ステルスロックで後続のサザンドラ・ギルガルド・シャンデラの抜き性能を高めてくれますが、それ以上の活躍があまり無くて地味だったので、パーテイから外してしまいました。一応ウィンディのフレアドライブを耐えるぐらいの耐久はあるのは面白かったです。


以上です。実際に身内で使ってみるとトゲデマルの強さは知られておらず普通に盛り上がりました。マイナーポケモンと言えるかどうかは怪しいレベルだと思いますが、楽しくて勝てるパーティを構築するという当初の目的はある程度果たせたと思います。もし次回があるなら、もっとマイナーなポケモンをちゃんと使いこなしたいですね。

参考文献

ポケモン対戦考察まとめWiki
ポケモンソルジャー

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