安心して。逃げたりしないわ
ヲタクをする上で、譲れないものがある。
それに対して、私は苦言を呈した事もあるけど私の話なぞ誰も聞いてくれるわけがない。
ガラスの心に、少しずつヒビが入って行くような感覚だった。
私は静かに推しの曲が聴けなくなっていた。
推しがそのツイートを見たとき、何を思うのか?誰でも見られる(誰でも聴ける)=推しやその周りに迷惑かけるリスクを何故考えないのか。
推しの曲を聴くたびに、推しが大好きという気持ちよりも悲しい気持ちが渦巻いていた。
そんな2022/02/27の日付が変わった頃、私は藁にもすがる思いでしずる村上さんのスペースにお邪魔をした。
話しながら、私は泣いていた。
悔しくて苦しくて、推しに申し訳なくて
大の大人が肩を震わせながら泣いた。
※あの場にいた私と推しを知らない人たち本当にありがとうございました。
涙が少し落ち着いた頃、私よりも大人の村上さんが私に言う
「あなたは推しが大好きなんでしょ?それを見失ってはいけない」
ひび割れたガラスが砕け、キラキラと光が当たったような気がしたんだ。
推しが好きな故に、様々なしがらみを自分で鎖に繋いでいたのだと。
ただ、そのしがらみは私が推しを大好きで要るために必要とは限らないのだと(最小限の法律とかマナーを除く)。
誰かが言う
「でもそんなヲタクより、あなたみたいな人に応援されてる方が推しは嬉しいと思う」
そうか。そんな人のためになんか私は泣かなくてもいいんだ。
夜の色が深くなる度に、私の心は光にみちあふれていた。
「推しに対して泣くのは、嬉し涙だけにします。」
もう、私は大丈夫。