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カーボロネロ

応援セットのなかに珍しいものがあった。「カーボロネロ」というもので、調べたところ結球しない、葉キャベツの一種で「黒キャベツ」ともいうらしい。

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私の第一印象は「ゴジラの表皮みたいだな」だった。ゴツゴツして見えたが、触ってみるとやわらかかった。はじめて見た野菜だったので、いろいろ写真を撮ってみた。

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水を弾いていたので、表面に留まった水滴がきらきらしていた。黒いと思っていた葉が深い緑だったことにこのとき気がついた。向いているらしかったのでパスタにするため、ひと口大にして、フィットチーネを茹でたあとに茎の方から茹でた。熱を入れると色が鮮やかになる。

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すべて茹で上がったので、フライパンにあけて牛乳を入れてクリーム系にした。余っていた生ハムを足して塩気をプラスし、クリーム系のドレッシング的なものを入れ塩で味を整えて完成、という感じだ。余っているものをどんどん入れてしまうので、二度と同じ味のものができる気がしない。今回ははじめての野菜をつかったにしてはなかなか美味しく出来上がった。カーボロネロの感想としては、茹でる前はものすごく「葉っぱ」という味だったが、茹でて熱を入れることでほうれん草のようなコクのある味になった。不思議な野菜だ。

ほかにもイタリアンパセリなどが入っていて、普段つかわないのでどうつかっていいかわからないでいる。新じゃがを揚げたやつに絡めるかな……どうしたら一番活かせるかもう少し考えたいが、足がはやいのであまり猶予がない。


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