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今週の書籍/出版業界ニュース考察 書店がなくても「身近に本に触れる機会」を! 町のスーパーのライブラリーに図書寄贈/青森・外ケ浜町Yahooニュース 2024.2.16
【ニュース概要】
●青森県外ケ浜町にあるマツオスーパーは16日、100冊の本を子供たちに無償提供。
●この企画はBOOKOFFの「サステナブックプロジェクト」によるもの
●「サステナブックプロジェクト」ではBOOKOFFが買い取った商品の点数に応じて、図書施設などに本を寄贈している
●外ケ浜町では、公民館に図書スペースがあるだけで図書館も書店もない。
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【感想】
出版不況により書店のカズが減少していることは皆さんもご存知かと思います。
この問題は地方では特に顕著で外ヶ浜町もその一つ。
この問題の放置は都市部と地方の間で読書機会の格差を拡大しかねません。
とりわけ、教育の面では深刻な問題と言えます。
移動図書館や移動書店などの取り組みも有名ですが、
今回の「サステナブックプロジェクト」もその一つだと言えます。
しかし、ここで興味深い点は本が贈呈された場所が街のスーパーだという事です。
考えてみれば、地方では地域のスーパーの数は限られており地域のライフラインになっています。
そのような地域交流の拠点だからこそ図書館機能を持たせるのは合理的な気がします。
実際、愛知県安城市の図書館であるアンフォーレでは図書館に役所、スーパー、飲食店などを併設し、
休日にはイベントを開催するなど複合施設としてにぎわっています。
実際、私も利用したことがあるのですが非常に快適な読書/学習環境があり、ミーティングやちょっとしたお茶にも最適です。
これまで地方では個々の店舗がそれぞれの商いを行ってきました。
しかし、少子高齢化が進み人口減少が進む中では上記の事例のようなそれぞれの店舗が場所を分け合い、協力して地域交流の拠点となっていけばと思いました。
【感想まとめ】
ライフラインと教育、ひとまとめにすることで地域の交流拠点に
それこそが少子高齢化社会に置ける地方都市の街のあり方なのかもしれない
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