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変化する自分を感じる

ORSC®︎(システムコーチング®︎)でアーノルド・ミンデルの「エッジモデル」を学ぶ機会がありました。自分なりに解釈をしていくために記事におこします。

※エッジモデルについて説明がある記事

※ORSC®︎についてはここから

「自分」という存在を認知する

「自分が知っている自分」と「自分が知らない自分」
「今の自分」と「未来の自分」など、誰しも持っています。

その中でも、未知の自分がどんな時に現れているのか、自己認知可能な原則を学びました。

エッジモデル ミンデル

引用:CRRグローバルジャパン

※詳細は、この書籍の4章に書いてありそう


●一次と二次

  • 一次:既知の自分。今いる自分の世界。図中の左。

  • 二次:未知の自分。今いる自分の世界以外の世界。図中の右。

一次と二次と表現はしているものの、越えるべきかは自分次第となります。

●エッジ

一次から二次に移行するときにそびえ立つ山のような存在です。
既知の自分(一次)から未知の自分(二次)に移行するために、越えなければいけない部分。程度の差はあれど、変容のためにはエッジが出現します。

●エッジ行動

一次から二次にいくさいにエッジを通過します。エッジを通過する際に発現する行動のことです。

典型的な例としては

  • イライラする

  • 頭が真っ白になる

  • 汗が出る

などがあります。

変化に向かう自分

私は、ある程度の大きな変化には強い方ではないかと認識しています。

それは、海外での生活や就業、転職、離婚などの自分史みたいなものにかけるエピソードがいくつかあるからです。

そんな自認はありますが、変化の際の兆候を感じることができれば、さらに自分を深く認知し受け入れられる機会になります。

●今思えばエッジ行動だった例

例えば、学生時代のテスト勉強などです。私は、テスト勉強は一通りの流れを早く終わらせたいタイプでした。かつ、テスト勉強が終わると早くテストを終えたい、勉強の成果を忘れないうちに出し切りたタイプでした。

これをエッジモデルで考えると下記のように分析できます。

  • 一次:テスト勉強をし、ある程度の完成度を感じている自分(今の自分

  • 二次:テストでいい感じに回答する自分(なりたい自分、未来の自分

  • エッジ:テストを受けるまでの時間は決まっている。忘れないように成果をキープしなければいけない。より良い理解に昇華する

  • エッジ行動:早くテストを受けたくてソワソワする。全体を通した問題を何度も繰り返す

自分を知る・受け止める

エッジモデル中における自己認知として、「エッジ」や「エッジ行動」と名前を付けられることにより、幾分か自分が安心します。

それは、病名がわかると安心してくるのと似ているかもしれません。

●一次から二次に越える必要はない

「一次」「二次」と名前がついていると、まるで向かうべき行先のような気がします。
しかし、二次にいくべきかは自分で判断が可能です。一次に止まることも、二次に移行することも、正解は自らが決める必要があります。

何かわからない二次に対するエッジに立っていて、自然とエッジ行動が起きているかもしれません。

●エッジを楽しむ

エッジに立ち、エッジ行動が起こる。

これにより、二次に行こうとしている自分に対しての予期せぬ反応やいつもの反応に対して「エッジ行動を起こしているんだな、がんばれ」と自覚することができます。

さらには、自分が認識しているエッジ行動が起きている際には「今、もしかしたら何かのエッジに差し掛かっているかもしれない」と自覚できます。

エッジモデルの考え方があるだけで、自己の認知が深まり、自分を捉えるタイミングが掴みやすくなります。

※「ORSC®︎(Organization & Relationship Systems Coaching®︎)」および「システムコーチング®︎」は、CRR Global Japan 合同会社の登録商標です。 http://www.crrglobaljapan.com