ソフトの活用(将棋ノートpart6)
こんにちは、ダイエットでチョコミントアイスをここ数日食べてないのですが、代わりにご飯をもりもり食べているなるるです! 無論痩せない……お腹すいた…(笑)
今回は私が普段行っている将棋ソフトの活用法について御紹介します。このテーマも一人一人やり方が違い、それぞれ好みがあると思いますので、参考程度に留めていただければ幸いです(*´ω`*)
1.対局の振り返り
当たり前かもしれませんが、対局の振り返りに将棋ソフトを使用しています。私が普段使っているソフトは水匠3だったと思います。 確か最新は水匠4だったような気がしますが、流石に強すぎてどうせ私の手に余ることが容易に考えられますので、最新版にはこだわっていません。
検討する部分は主に「疑問手や悪手を指した局面」と「指し手に困った局面」の2つです。この2つの局面でのソフトの指し手やその後の変化等を確認し、なぜ自分の指し手はまずいのかも確かめます。
2.ソフトはなぜその手がいいのか理由は教えてくれない
ここで問題なのは「ソフトの指し手を理解できるか」というところだと考えています。 正直、今の将棋ソフトは強すぎます。 私でも全然意味の分からない手を推奨してくることがあります。そのようなときには勿論最善手の確認も行いますが、どうしても理解できない場合は次善手や三番手のほうを参考にする場合もあります。一番問題なのは、「ソフトの示す最善手の意味が分からないけれども、とにかくこの手がいいんだな」と思考停止してしまうことです。 あくまで振り返りは次回以降の対局の糧になるものでなければいけませんので、自分が到底真似できないような手を覚えるのでは意味が無いと思います。 場合によってはそこまで強くない将棋ソフト(ぴよ将棋とか)を使用したほうが勉強になる場合もあるでしょう。
3.負けた対局でのソフト活用
負けた対局って振り返るの辛いですよね。 特に負けず嫌いの方は敗局を振り返えるのが嫌だという方もいらっしゃるでしょう。 ただ、負けたときには何か足りないものがあったということですので、しっかりと振り返ることをお勧めします。今回は私がたまーに行っている負けた際の精神を安定させる振り返りについても紹介します。やり方は以下のとおりです。
(1) 負けた対局をソフト等で振り返る (2)ここであの手が指せていれば!という局面を選ぶ (3)ぴよ将棋で(2)の手が指せていたと仮定して、その後の局面をCPU相手に対局する (4)CPUに勝つ (5)その対局もソフト等で解析 → 振り返りを行う
以上です。ポイントとしては(2)では自分のほうが有利だったのにこの手で悪くしてしまったという局面がおすすめで、CPUのレベルは自分と同じ程度の棋力くらいがいいでしょう。 このやり方を行えば、負けた対局も最終的には勝ったような気分になれるので、精神的にもプラスになるような気がします(笑)
4.ひよこ相手にソフト指し……(笑)
これは私が時間があるときに行っている勉強法です。簡単に言えば、ぴよ将棋のCPU相手にソフト指しをする!という感じです(笑) やり方は以下のとおり。
(1)勉強したい局面をぴよ将棋で作成 (2)ぴよ将棋で自分より少し強いくらいのCPUを選択 (3)ぴよ将棋とは別にパソコンで将棋ソフト(水匠など強いソフト)も起動 (4)ぴよ将棋のCPUと対局する。その際1手毎に「指し手を自分なりに考える→水匠の指し手を確認」を繰り返す。自分の指し手が 水匠の指し手の3番手までと同じであればその手を指す。もし違ったら水匠の指し手から一番理解できる手を選択する。 (5)上記のように、考える→ソフトで確認→指すを繰り返し、ぴよ将棋のCPUに勝つ。(水匠などのほうが圧倒的に強いため最終的には勝てるはず) (6)上記対局の棋譜並べを行う。
以上です! 一局を通して次の一手問題を連続で解いているような感じですね。 気を付けていただきたいのは、しっかりと自分なりに考えるという行程を省かないということ。ただソフトの真似をするのではなく、一手一手考えることが棋力アップに繋がります。上記のような対局をすることで、少しずつ筋が良くなっていくのではないかと思います。
少し長くなりましたが、以上が私なりの将棋ソフトの活用法です。 皆様の参考になれば幸いです!
(※画像が食べ物だらけになったのは、お腹が空いているからです)