精神科の受診時にしていることについて・・・

 今日は、私が精神科の受診時にしていて、あれこれ思ったことについて書きます。

受診時に主治医に聞くのは生活に付随した体調のこと

 当たり前のことを書くようですが、主治医には、体調について困っていること、について聞いてみるといいと思います。

 主治医は体調を見て、薬や治療などを処方するのが大きな仕事なので、生活や仕事にまつわる体調面について相談するのがいいだろうと思います。
 体調に応じて、「薬をどのくらい処方しようか」、となります。

 だから、自分の体調を端的にでもいいので説明できるぐらい把握しておくことが大切です。
 生活や支援や制度面では福祉の相談員に聞くといいと思います。

 私は、最初は、誰彼構わず相談していましたが、主治医は医療のスペシャリストであるため、その他、全般的には福祉の相談員に相談するのがいいのだろうと思います。

症状や体調のメモノートが有効

 受診時には症状や体調のメモノートが有効です。

 外来での受診期間が長くなり、4週間の間隔の受診とかになってくると4週前のことをなかなか思い出せないです。

そこで、体調のメモノートが有効になってきます

 日記に書くこともしていましたが、以外と面倒くさいのです。特に、調子がいいときは面倒くさいのです。調子が良くないときはそれどころではないというところで、なかなか体調の連続性がよくわからないということがありました。

 今は、週に1回の訪問看護があるので、その時に、前の週のことを一度思い出す機会があるので、便利です。「受診時にこういうことを聞いてみますか」と、助言をくれるので、ありがたいです。

 受診時に主治医に提出するノートをつくっている人もいました。

 就労継続支援B型の支援者と、相談事のノートのやりとりをしている人もいました。

 そういったように、主治医や相談支援者とやりとりするためのノートを作ってみてもいいかもしれません
 特に、診察時にあまり話しにくいということであれば、なおのこと効果があるかもしれません。

薬の効果と副作用について聞いてみる

 体調の把握にも通じてくるのですが、実際、薬の効果というのは、体感としてよくわかりにくい。
 そもそも、自分の障がいの何に効いているかさっぱりわからない人もいると思います。
 私がそうでした。

 しかし、薬を抜いてみると(絶対、真似はしないでください)眠れないとか、そういう現象が出ます。
 つまり、薬で脳機能が抑制されているのでしょう。

 また、すぐに薬の効果が表れるわけではないため、様子見の期間が必要です。
 
 その時に、メモやノートがあるとわかりやすいです。

 そして、薬については主治医と相談する必要があります。

 特に、統合失調症の薬は勝手にやめると、悪化することが多いといわれています。

 私は実際自分も飲まなくて悪化した経験があります。
 絶対に、主治医の指示なく、勝手に薬をやめることはやめましょう

 飲み忘れについてですが、私の場合、飲み忘れると眠れなくなるのですぐにわかります。
 徹夜が普通に何のストレスもなくできるぐらいに覚醒してしまうのです。
 ですから、「今日、なんか眠くならないな」と思ったら、薬を飲み忘れてることに気づきます。

 障がいを持って働く時は、必ず睡眠は取っておきたいです。身体が持たなくなりますので。
 そのために、薬と上手くつきあうことは大切だと思います。

副作用が気になるなら薬の入れ替えについて相談してみる

 いろいろな薬がありますので、効果と副作用についてはよく聞いておくといいと思います。
 
 後は、自分の体調(例えば、私の場合は朝眠くなりすぎる)等あれば、主治医に相談してみるいいと思います。

 「薬の効果は変えずに、副作用の出にくい薬に入れ替えてみようか」、とか、そういう判断も主治医が提案してくださいます。

 納得できれば、自分の意思を伝えて薬を置きかえてみることは重要だと思います。

 薬の入れ替えについては、私の場合は、体調に波があるので、比較的落ち込みすぎたり、ハイになりすぎたりしないような安定している状態が理想です。

 ですので、そういう状態になって、なお副作用がつらいということだったら、やはり医師に相談すべきだと思います。

 私の場合は、働く上で、朝が眠くなるのは通勤や業務上支障が出ていたので、相談し、薬を入れ替えてもらっています。

 それも、やはり、効果が現れるまでは、薬の具合にもよると思うので、効果が安定するまで少し時間がかかるのだと思います。
 だから、少し、気長に薬の調整をするのがいいのではないかと思っています。

まとめ

 以下のように要約されます。

・主治医には生活をしていての体調を話すと良い。
・体調把握は日記、メモ、ノート、訪問看護などが使える。
・薬は勝手にやめない。
・副作用がきつければ薬の入れ替えを検討してみる。
・薬の効果は体調把握と期間が必要で気長に取り組む。

 以上が、精神科の受診時に気をつけていることでした。
 皆さまの参考になれば幸いです。

皆さまに素晴らしくしあわせなことが湧き水のごとく湧きますように

2024/09/11 15:37:51
2024/10/24 03:52:47 キクシェル


いいなと思ったら応援しよう!