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最近、気になるカメラができた話。
こんにちは。リューヤです。
12月に差し掛かり、2021年も納めどきですね。
さて、10月21日にソニーさんから新しいカメラが発表されました。
フルサイズミラーレスを先行し、圧倒的な性能で驚かせてきた名機「α7」シリーズの最新作「α7Ⅳ」です。
α7Ⅲから大幅なスペックアップ。
画素数が3,300万画素になり、映像処理エンジン(カメラのCPUみたいな部品)がα1やα7SⅢと同じBIONZ XRに進化。
BIONZ XRとセンサーの進化でAFと動画性能が大幅に進化。
4Kは4:2:2 10bitに対応し、さらにSuper35mmモード固定ではあるものの4K60pにも対応し、長時間の連続記録にも対応した。
α7SⅢやα1の技術が沢山注ぎ込まれた次世代のベーシックカメラです。
本来であれば、10月21日の翌日には国内アナウンスされるはずですが、そのアナウンスはなく。
国内のニュースリリースによると、
フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 IV」等について
平素よりソニー製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
海外にて発表させていただきましたフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7 IV」、フラッシュ「HVL-F60RM2」、「HVL-F46RM」、および関連アクセサリー「PCK-LG2」は、日本国内でも発売を検討しております。
準備が整い次第、詳細をご案内させていただきます。
とのことで、日本ではいつ発表、発売されるか分かりません。
原因は、世界的な半導体不足だと思われます。
既存の製品でも供給不足による生産停止や注文停止が出ている状態です。
新しいカメラだからこそ、ほんとは同時に発表したいのにこればかりは仕方ないことだと思います。
そして先月に国内でも発表されていて、価格も分かれば次期メインカメラはα7Ⅳで決まりでしたが、このような状態になっては年内に国内発表はおそらく無理。
発売は3月頃になると見込んでます。
追記:この記事を作成途中にα7Ⅳの国内発売が決まりました!予約開始が12月7日(火)〜
発売日が12月17日(金)【ボディ】、【レンズキット】来年(2022)の春以降となってます。
α7Ⅳの記事に関しては、次回書こうと思います。
そのような状態で次期メインカメラをいつゲットできるか分からないので、現状出ているカメラの中でメインカメラを探そうということにしました。
次期メインカメラの候補
まず、メインカメラの予算を先に入れておきます。
予算は20万〜30万前後です。
今、使っているメインカメラ(Sony α6500)とレンズ2本を売却し、新しいメインカメラを導入します。
メインカメラに当てはまる条件ですが、自分は、動画撮影が多く、動画性能重視です。
まず、前提として動画の連続記録時間が30分までのカメラはメインカメラ候補になりません。しかしながら、まだ30分以上撮影できる機種が少なくα7Ⅳの繋ぎとして30分制限のあるカメラも候補に入れてあります。
そしてミラーレスであること。
次いでAPS-C以上のセンサーを積んでいること。
マイクロフォーサーズのカメラ(GH4/5)を一時期使ったことがありますが、やはりAPS-Cのカメラに比べると高感度に弱く、ボケ感に好感が持てないことからマイクロフォーサーズは視野に入りません。
候補その1
Canon EOS R6
ミラーレス市場で大幅な成長を見せているCanonさん。
そのCanonさんのベーシック機がR6です。
動画性能では、クロップなしの4K60p記録。
またC-Logによる4K 4:2:2 10bit記録。
シネマカメラクラスの性能を持っているフルサイズカメラです。
しかし、R6は30分制限があり、尚且つ熱停止しやすいとレビューがあり、少し不安ではあります。
候補その2
Panasonic Lumix S5
動画性能には定評があるLumixブランド。しかし、最近はソニーさんやCanonさんの急激な動画性能の成長があり、遅れをとりつつあるLumix。
S5は4:2:2 10bitに対応。またAPS-Cクロップ固定で4K60p 10bit記録が可能。
4K30p 8bitであれば30分制限なく長時間撮影が可能。
また、HDMIによるProRes RAW/Blackmagic RAWの出力に対応。
動画性能は十分ではありますが、撮影するフォーマットによって時間があり、少し戸惑います。
候補その3
SIGMA fp
シグマさんが初めて出したベイヤーセンサー方式のフルサイズミラーレス。
マウントにLマウントを採用しながら小型、軽量であるのが特徴。
動画性能では、4K30p 8bitで記録可能。時間制限も最長2時間と十分な範囲ではあります。
また、fpの大きな特徴としてUSB-Cによる外付けSSDにCinema DNG 12bit RAW動画を記録可能。
FullHDなら120pでの記録にも可能。
シネマカメラを凌駕する性能の一面もあります。
ですが、操作性は一般的なミラーレス一眼カメラとは異なるため少し困惑するかもしれません。
候補その4
Fujifilm X-T4
X-T4はAPS-Cミラーレスカメラのフラッグシップモデルと言っても過言ではない。
また、富士フィルムのシネマカメラと言っても過言ではない。
X-T4に関しては、一度記事を書いているので読んでほしい。
動画性能は4K60p 4:2:0 10bitで記録可能。
時間制限はありつつ、F-LogやHLG,また、富士フィルム独自の色再現を可能としてる。
動画機の中でも気になる逸材。
この候補から将来の機種の成長も踏まえて使ってみたいカメラがありました。
SIGMA fpというコンパクトなフルサイズミラーレスカメラ
候補3で挙げたカメラです。
機種名は、SIGMA fp。
発表当時、もの凄く話題になりました。パスポートサイズにフルサイズミラーレスカメラが収まるサイズって。
このカメラ、スチルでもシネマでも均等に表現できるカメラとして開発されました。
スチルカメラとして。
シネマカメラとして。
両方の性能をしっかり持っているカメラです。
なぜ、SIGMA fpなのか?
それは、他のフルサイズ機にはないとある機能があるからです。
その機能とは、USB-C接続によるSSDへの記録メディア対応です。
動画性能が年々高機能化するにつれて、データ量の増加、そして転送速度の重要度が鍵になります。
SIGMA fpは、そんな動画機能の向上に加えてSSDに対応しているのが凄く素敵だなと感じました。
さらにfpでは、SSDを記録ストレージとして使うとRAW動画収録が可能になります。
CinemaDNG 12bit 4K24p/30pのRAW動画記録に対応しています。
SSD記録に対応し、4K 12bitRAW動画記録にも対応したコンパクトなフルサイズミラーレスはfp/fp Lだけではないでしょうか。
また、静止画撮影では21:9をはじめとする様々なアスペクト比で記録できるのも魅力的です。
SIGMAならではの色味とSIGMA純正レンズとの相性もバッチリでかなり興味があります。
動画記録に30分制限もなくCinemaDNGでも長時間撮影を可能とするヒートシンクを備えているので、熱停止の心配もいりません。
コンパクトなカメラだからこそ感じるデメリット
SIGMA fpは静止画撮影も動画撮影も難なくこなせるスペックを持っている。しかしながら、小さすぎるフルサイズミラーレスに"使いやすさ"という意味で不安が残る。
ここでSIGMA fpのデメリットを上げるとしよう。
・AFの精度がイマイチ
・バッテリー持ちが悪い
・コンパクトゆえに操作性が不安
・4K60P収録不可
・モニターは固定式のため、外部モニターは必須
・USB給電非対応
ざっと上げるとこんな感じでしょうか。
カメラとしては面白くてロマンがありますが、実際使ってみると不満な点が多くなりそうです。
SIGMA fpはいいカメラだが・・・
fpはいいカメラだが、改めてメインカメラにした時考えてみるとちょっと使いにくそうではあります。
では、どれをメインカメラにするのか。
迷いに迷った結果・・・
次期メインカメラは・・・Lumix S5にしたいと思います。
次期メインカメラはLUMIX S5!!
α7Ⅳまでの繋ぎとして考えに考えぬいた次期メインカメラですが、先日国内でもα7Ⅳの発表がり、Lumix S5をメインカメラとして使うことはなさそうです。
とはいえ、なぜLumix S5をメインカメラにしようとしたのか?
4K60P 10bitが撮れてフルサイズ。しかもコスパ最強。
Lumix S5は4K30p 4:2:2 10bit/4K60p 4:2:0 10bitでの収録が可能です。
SIGMA fpはSSDでのCinema DNG 12bit 4Kでの収録が可能ですが、60p記録には非対応。
また、SDカード記録だとMOV 4:2:0 8bitになってしまうのもあって、気軽に撮るという意味でもfpは少し不安があります。
しかし、Lumix S5ならSDカードで4K30p 4:2:2 10bit/60p 4:2:0 10bitで記録でき、手軽に10bit映像を撮れます。もちろんLogでの収録が可能です。
音声もXLRアダプター対応で、高音質で記録できる点もLumix S5にした理由です。
買取価格も高いLumix S5
Lumix S5を選んだ理由にコスパ最強というのもあります。
Lumix S5のレンズキットの価格が、マップカメラで約258,000円です。
中古では少し安くて21万〜23万の間で購入することができます。
4K60p 10bitが撮れてフルサイズ、しかも25万で買える。
コスパ最強です。
でもって、実は買取価格も高いS5。
Lumix S5は、昨年発表・発売された比較的新しいモデルです。
そのため、買取価格も同等クラスのカメラの中では高い方かなと思います。
現時点での買取価格が、マップカメラで14万1千円と、なかなか良いお値段で買い取ってくれます。
そのため、Lumix S5からα7Ⅳへ買い換える際も高く買い取ってくれるので安心して買い替えができるなと思った次第です。
α7Ⅳが国内でも発表された今、選択肢はただ一つ。
α7Ⅳが日本でも無事発表されて、発売日も決まったので次期メインカメラはα7Ⅳで決定です。
繋ぎとしてSIGMA fpにしようか、Lumix S5にしようかと悩んでましたが、その悩みは不要になりました。
少し寂しいですね。
というわけで、次回α7Ⅳの記事書きますので楽しみにお待ちください。
ではでは〜。