意外と知られてない!?ドラムの歴史 ~Part 2~
こんにちは!!もーりーです。
ドラム講師をしたり演奏をしたりしています。
近々インスタライブや以前までやっていた配信アプリでもドラム配信をやる予定です。
さて!前回に引き続きドラムの歴史について今回も書いていこうと思います!!
前回の記事を見ていない!!という方はこちらから
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前回までのおさらいを軽くしておくと、
1.ドラムセットが今のスタイルになるまでの歴史は意外にも浅く、100も経っていない!!
2.奴隷制度崩壊後にアメリカ社会で育つ事になったアフリカ系アメリカ人がドラムセットと演奏法の発展に大きく貢献していく。
こんな感じです!!
果たしてどのようにこのアフリカ系アメリカ人の人々が関わっていくのでしょうか。
実は発展に関わっていくのはもう少し先になってきます。まずは歴史をもう少し掘り下げていきましょう!!
南北戦争後、これまで軍隊で号令用に使われていたバスドラムやスネアドラム。
これらが使われなくなり、民間の人達に出回るようになって行きました。
民間の人達はこれらを用いて、
マーチンングバンドやブラスバンドを結成し、演奏を盛んにするようになっていきました!!
そして、当時の流行の音楽(ラグタイム)なども演奏するような人達も増えていき、
ここから 「寄席」 というものが盛んになっていきます!!
ただ、当時はスネアドラムやバスドラム、シンバル等の演奏は、各楽器を一人ずつ演奏していました。いわゆるオーケストラ形式です。
どんどん寄席などが盛り上がっていく中で、複数のドラム(スネアやバスドラム)を一人で演奏する人達が現れました!!
なんということでしょう!!笑
専門用語では「ダブルドラミング」と呼ばれています。
ただこの時期はまだ両手のみで演奏している人が多かったそうです。
フットペダルのアイデアは1820年頃にすでに産まれており、
この時代にはすでに「オーバーハングペダル」と呼ばれるフットペダルもありました。
なのに両手のみで演奏する人達が多かった、、
何故!?!?
実はなんとこのペダル、格好が悪くて安定感もあまり無かったためにこの頃(1870年頃)のドラマー達はあまり使う人がいなかったみたいです。。
ちなみにそのペダルがこちらです
↓↓↓
確かにダサい!!!笑
いまなら逆に使ってたらおしゃれになるかもしれないですね!!笑 ←いや、ならんやろ!!
僕は使いませんが笑
そしてそして、この後ついに今のスタイルの原点となる、いわゆる「ドラムセット」を生み出す人物が現れます!!
そう!!その人物こそが、、