僕の「ドラム」という楽器の考え方。
どーも!!もーりーです。
ドラム講師をしたり、演奏をしたり、インスタライブでドラムの配信をしたりしています。
今回は初めて僕自身の考えを記事にしていこうと思います。
題して、
僕の「ドラム」という楽器に対しての考え方。
です。
これまでの記事はドラムに関する他の人の事を記事にしてきたので、
この辺でそろそろ僕自身の考えも記事にしてみてもいいかな、、と思いまして笑
結構真面目に書いていこうと思います。
あ、別に今までの記事が真面目じゃないとかではないですよ?笑
ところでなんですが、皆さんは「ドラム」という楽器に対してどういう印象をお持ちでしょうか??
曲のリズムの大きな部分を担っている。
手と足がバラバラに動かすの大変そう。
迫力のある楽器
リズム感ないと出来なさそう、、
等々、、、
色々な意見が出てくると思います。
ネットで「ドラム」と検索すると
タイムキープが主な仕事です。音楽の屋台骨である、ビートを刻んで、各セクションが揃うように指揮者の役割を担っています。
のようなものが出てきたりします。
これらから、世間が抱いているドラムのイメージは
身体全体を使う楽器でリズムキープをしながらみんなの息が合うように指揮する「リズム楽器」
というのが世間のイメージなのかな?
と思います。
僕はこれまで10年弱ドラムを叩いていますが、
これまでドラムと向き合ってきた中で、ドラムとはどういう楽器なのか?
と今の段階で聞かれた時、恐らくこう答えると思います。
ドラムはメロディー楽器です!!
今記事を読んでいる方の意見とは全く違うものになっているかも知れません。
僕は柏倉隆史(サポートドラマーでtoeというインストバンドやthe HIATUSというバンドでも活動している。)さんというドラマーが好きなのですが、
この人の言葉でとても好きな言葉があります。
僕にとってドラムは言葉です。毎日言いたいことや思うことって違うじゃないですか?僕にとってはそれと同じです。
※一言一句全て合ってはいませんがこういう意図とニュアンスで発言していました。
僕はこの言葉に凄く救われた時期があります。
一時期、
「ドラムのフレーズが変だ。」
「ただ、シンプルにリズムキープしていて欲しい。」
こういった声を他の人達から凄く浴びた時がありました。
ただただ僕の実力不足だったのもあるかも知れませんし、
今の僕ならこの人はドラムに対してこういう考えなんだ!と逆に興味を持ってたかもしれませんが、
当時はどうしても受け入れられませんでした。
「ドラムの仕事がリズムキープでただただ一定のビートだけ刻んでても面白くないじゃないか!」とずっと思っていました。
そんなこんなで、思い悩んでいる時に
柏倉隆史さんのあの言葉に出会いました。
「ドラムは言葉だ」
この時からドラムは言葉を発するように自由に叩いてもいいんだ!!
と思うようになりました。
そこから僕はどうすれば今の自分のドラムを自由に音楽的に演奏出来るようにするか。をテーマに色々と試行錯誤していきました。
現在もそれは変わりませんが。
僕はこれをテーマにドラムを叩いています。
ドラムももっと自由でいいんじゃないかと僕は個人的には思っています。
ボーカルがライブでテンションが上がっていつもと違う歌い方をしたり、違うメロディーで歌ったりするのと同じように。
ドラムが鳴らす音やリズム、フレーズもメロディーのように自由にやってる方が僕は見てて楽しいなと思っています。
あ、勘違いしないで欲しいのは曲全体の中のキメ(全体で合わせる部分)はきっちりとやらないとダメだなとは思っています!
リズムをキープする。
ビートを刻んでしっかりと全体を指揮する。
これらも立派なドラムの仕事だと思います。
ただ、僕は
リズム楽器と言われるドラムだか、メロディーのように、言葉のように、その時の言いたい言葉をドラムに込める。
これは凄く大事な事だと思っています。
毎日毎日、同じ言葉を言いたいと思ってふ訳ではないので。
こういった意味で僕はドラムは「メロディー楽器」だし、柏倉隆史さんの「ドラムは言葉」の通りだなと思っています。
ここまで色々書いてきましたが、
僕自身もまだまだ模索中ですし日々勉強の毎日です。
そして、この記事を書きながら改めて
「ドラムって考えれば考える程奥深い楽器だな」と思わせてくれます。
今回は僕自身の「ドラム」についての考え方。でした!
良ければ「スキ」や「コメント」お願い致します。
「サポーターになってくれてもいいんだよ??笑」