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赤井一家集結              劇場版名探偵コナン 「緋色の弾丸」感想

前々から見たいと思っていたコナンの映画「緋色の弾丸」がついに配信されたので早速見ました。今回は感想とまとめを半々ずつ書いていきたいと思います。
※話のネタバレが嫌な人はこの記事を避けてください。





・あらすじ

4年に1度のスポーツの祭典「WSG (ワールド・スポーツ・ゲームス)」で賑わう東京。開会式では最高時速1000キロを叩き出す世界初の「真空超電導リニア(ジャパニーズ・ブレット)」の開発が発表される。そんな中、名だたる企業のトップたちが、次々と拉致される事件が発生。一方、混乱に陥る会場を、FBIを待機させた赤井秀一(あかいしゅういち)が監視していた。

・感想

面白い。
前半は推理、後半はアクションといった形式の内容だった。僕はあまりコナン映画を見たことないが作画の良さも合間ってか面白い話だったのは確かだ。
ただ、少し文句を言うなら、15年前の拉致事件の動機や犯人をもう少し、掘り下げて欲しかったのはある。
ただ、それを超えるほどに話の展開が良かった。
世良はコナンのサポート、昴(に変装した赤井)に優勢を取るメアリー、
FBIのメンツをも超える、ブレーンを持つ秀吉の作戦、
長距離狙撃をする赤井秀一。赤井一家全員の力が発揮されているし、
FBIはカーチェスでしっかり活躍している。
そんなFBIとは違う主義のコナン(犯人であっても死なせないこと)もすごく良かったし、そんなコナンを心配する蘭と「相棒」として接する灰原。
最初の事件、そしてリニア暴走を止めるためのヒントを与える少年探偵団。
ゲストキャラも含め、それぞれ出てきた人物に無駄がなかったと思う。(ここには書いていないが、もちろん園子と博士を必須の存在)
推理に関しては一人目の犯人を全然わからなかったし、そこにまさか共犯者がいると思わなかった。でも、世良も秀一も見てるのは男だったから、共犯者が言い当てられたときな納得できた。
しかも、二人ともFBIに復讐しようとしたのにFBIのお陰で復習できたと言う皮肉。
アクションも、駅で花火ボールを打ったところから、期待感が増してきた。
キャメルと秀吉のカーチェイスも最初は何をやっているのかさっぱりわからなかったけど(そもそも名古屋に行ったこともないので道も知らない)
秀吉が「王手!」と言うところがすごくカッコよかったし(語彙力)、
リニア暴走の時は現実ではありえないようなアクションをするところがすごく良かった。元々鉄道が好きだったので、リニアが映画に出ると言うだけでも嬉しかった。個人的にはコナンが「くそっ…死んでたまるかよ…!」ってところがお気に入り。
赤井さんの長距離狙撃があそこで出るとは思わなかった。弾丸ずっと付いてきたのか?
理屈ではうまくいくのかな?まぁ、リニアやライフルの専門家に言わせてみればこんな展開はありえないってことになるのかな?自分はどっちも詳しくないので、そこんところは気にせずに楽しめた。

リニアのモデルってMLX01-1なのかな?

劇中のリニア


超電導リニアMLX01-1

まとめ

頭の展開が悪いので推理がややこしく、わからなかったため、まとめました。所々穴があるので、見なくてもいいです。

推理

15年前のアメリカで起きたWSGスポンサー連続拉致事件の犯人は石原誠とその共犯者(仮にxとする)被害者の一人目は菓子メーカー、二人目は財閥企業、3人目は自動車メーカーのトップ。
一人目二人目は無事に発見されたが犯人については喋らなかった。(ここをもう少し掘り下げて欲しかった。)3人目は自力で抜け出したが駅で射殺された。(この3人目の息子が井上治)
なお、この事件でWSGのスポンサーを降りた会社は世界中から非難された。
この事件でFBIが逮捕したのが石原誠(その娘が白鳩舞子)。しかし石原は犯行を否認し続けた。当時のFBI長官はアラン・マッケンジー。
補足だが、一人目の事件の時は石原は娘(白鳩舞子)と一緒にいたためおそらくxが犯行を行ったと思われる。(この事で白鳩は父は冤罪に仕立て上げられたと誤解)
その後、この事件の模倣犯が発生。おそらくxもその一人(犯行の様子を井上治が目撃)。FBIはその模倣犯を逮捕し、15年前の真相を話す代わりに、過去の罪については言及しなかった。
補足…井上は模倣犯を見たことで15年前の事件の犯人は石原誠ではなくxだと誤解してしまう。
白鳩舞子、井上治は共犯者となり、アランに復讐の炎を燃やす。
(この時、司法取引にて名前を変えていたと思われる。)
アランがWSGの会長に着任。白鳩、井上は運命を感じ、犯行を計画。
白鳩はWSG協会広報、井上はリニアの開発エンジニアになり、復習を決行。
まずゴルフ場で、菓子メーカーの社長を拉致。しばらくしトイレにて発見される。
ニ回目、鈴木財馬の社長を拉致。少年探偵団、コナンの活躍で発見される。
空港でクエンチ(仕掛けたのは井上)を起こし、どさくさに紛れアランそして自動車企業のジョン・ボイドを拉致。
井上がカートと車を使い、アランとジョン・ボイドを移動。
その後すぐにジョン・ボイドは携帯の発信源を元にコナンと世良が発見。
空港での騒ぎで駅の警備が少なくなったところを狙い、井上がアランをリニアに監禁。白鳩は拳銃を持ち、リニアに乗り込む。
その後、こっそりリニアに乗り込んだコナンと世良にて真実を暴露されアランも解放されてしまうがおそらく計画通りなら、当時の3人目の被害者が拳銃の弾丸で射殺されたように「ジャパニーズブレット」と呼ばれるリニアの中でアランを射殺するつもりだったのだろう。


・終わりに


コナン関連の記事を書くのはこれが初めてで、かなりの長文となってしまいました。まぁ、推理の展開がややこしくてそこに半分くらい時間を使った気がする。
何がともあれ、緋色の弾丸は久しぶりに見たコナン映画としてはかなり面白かったので、これからもコナン関連の記事をたくさん書きたいと思っています。
これだけは言わせてくれ。赤井さんとコナンくんの運動神経どうなってる?

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