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【肥料】施肥量の計算方法と考慮すべき3つのポイント
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今回は、施肥量の計算方法についてご紹介していきます!
JA出荷がメインの方はJAの方の指示に従って10aごとに何袋か散布されているかと思います。
しかし栽培の方法も増え肥料の種類も増えている状況で施肥計算は非常に大切になってきます
ぜひ復習も兼ねて読んでみてください。
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1.準備するもの
まず計算をする上で必要なのが
①使う肥料の成分表②施肥基準が必要になってきます。
①に関しては使う肥料は地域や栽培方法により異なりますので、使いたい肥料の準備をしてください。
②施肥基準に関しては地域の試験場などが出している指標に合わせて計算してみてください。
2.計算方法
準備準備したものを参考にまず施肥基準を考えます。
例)ナス 窒素20kg/10a、リン酸20㎏/10a、カリ20kg/10a必要だとします。(あくまで例です。)
上記の施肥基準が決まったら肥料をどれくらい施肥しなくてはいけないかが計算できます。
窒素20㎏/10aの場合で使う肥料に含まれる窒素が5%である場合、画像のような計算になります。
単純計算だと10aに20㎏の窒素を投入する場合、窒素成分が5%の肥料の時400㎏必要ということがわかります。
3.計算に考慮すべき内容
しかし、当然肥料には水分が入っているため400㎏直接投入すればよいということではありません。
計算に考慮しなくてはいけない要素があります。
今回の例だと20%が水分ということなので80%が肥料分ということになります。そうすると500㎏の肥料をいれないと20㎏/10aには達しないという事がわかります。
水分率に続いて必要なのが肥効率です。
投入した肥料が全て効くわけではありません。100%効くというわけではないので気を付けてください。
そのためちょっと多めに肥料を入れる方もいますが、複数肥料を入れる場合はそれぞれに窒素が含まれていますので注意してください。
まずは
使いたい肥料の選定→施肥基準にあわせて散布量を選定という流れになるかと思いますので、ご自身の経営に合わせて施肥設計をしてみてください。
肥効率についてはアイソトープを用いて計算することが可能です。少し面倒ですが計算してみると正確な肥効率を求めることが可能です。
是非みなさんもイチゴの栽培をしてみてください!
また動画もご覧ください!
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