原始時代に帰ればか
職場の先輩(62)が会社にスマホを忘れてしまい大変だったという話を聞いていた。
その時に思った話なんだけど、
その先輩はちょうどその日、弟(61)と駅で待ち合わせて、飲みに行く待ち合わせがあったらしい。
遅れ気味だったこともあり、小急ぎで会社から出て駅までの帰り道、偶然職場の同僚(42)モトハシと出会う。
何故か会話がはずみ、いつもは電車に乗ったらすぐに見ているスマホの存在を忘れ、会社から二駅の天満駅まで、話し込んで別れた。
いざ駅についた途端、スマホを会社のロッカーに置きっぱなしだったことに気付き、待ち合わせ場所も決めてなかったのも重なって、途方に暮れたという。
僕は工場で働いているので十時の休憩は10分しかないが、その話は30分くらい盛り上がった。
なんとか兄弟の神通力が通じ、弟の行きそうな道を見張り、パチンコ屋の前でやっと会えたと、先輩は不思議そうに話してた。
僕は、スマホがない時代ってどうやって待ち合わせてたのか気になってしょうがなかった。
自分が同じ状況だとしたら天満で嫁と会える気がしない。
その状況を一人になってもずっと想像していると、頭の中に
私達の時代はそんな便利なものなかったけど、ちゃんとやれてたよおじさん
が出てきた。
おじさんは、
最近の子はなんでもすぐスマホで調べて、知った気になってる。私達の時代は○×○×
と頭の中で話し続ける。
ふと〇〇ハラってなんにでも言えるけど、二文字で表現するのめっちゃムズいなとか妄想がズレた。
正論は論破したくなるものである。
私達の時代はそんな便利なものなかったけど、ちゃんとやれてたよおじさん対さらに昔の私達おじさん
を戦わせ、
最終的には、じゃあ洞穴で暮らして、ナウマンゾウとか食ってウホウホ言うとけよ、と言う結論に落ち着いた。
(私はけっして原始人の人を差別しているわけではない)
よしこれだと
こんなこと言ってくるやつがいたらこれだと。
うまいこと対処法を見つけた。
2023 2/14 現在、未だそういった人に出会えていない。