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「流生 第一号」に「郷土食再考」を寄稿した佐藤快威が岩手県北地域の郷土食の本「食(くう)」を自費出版しました

どうも。流生舎主宰の納谷翼です。
今回は流生第一号にて「郷土食再考」を寄稿してくれた佐藤快威が作った同人誌、「食」について紹介します。

私はこれまで阿仁で数週間を過ごしてきましたが、その日々は、食べることと生きることの密接なつながりを感じるものでした。食べることは、その地の生態系に想いを馳せることであり、そこに関わることでもあります。この本は、私たちの忘れてしまった「いただきます」の気持ちを、思い出させてくれるものです。

それでは、以下が快威の書いた食の紹介文です。気になった方は是非購入してみてください。


「食べる」ことは「生きる」ということをお百姓たちは教えてくれる。

ひと昔前まで食べるという営みには
「種を植える」「育てる」「採る」
「加工する」「調理する」「保存する」
などさまざまな過程が多くの人にとって当たり前に存在していました。
そして、それら一つ一つの仕事には日々培われてきたお百姓たちの生きるための知恵や工夫が詰め込まれています。

私たちが1年かけて手掛けた「食(くう)」にはそのような知恵や工夫で生まれた岩手県北地域の郷土食を絵と文章で紹介しています。

これまで郷土食に触れることがなかった方
郷土食を懐かしく感じる方
お料理が好きな方に手に取ってほしい本です。

ぜひ読んでみて下さい。


『食(くう)』
著者:さとう かい/さとう ひより
価格:850円(税込)
発行日:2024/7/6
仕様:A4版、56頁
構成・編集:Miki Tanaka
写真:natsumi ito

【著者プロフィール】
さとう かい
2001年岩手県盛岡市生まれ。2021年に地域おこし協力隊として九戸村に移り住む。
岩手県北地域の伝統的な食生活に惹かれ、それらの普及・伝承を目的に活動している。調査や記録を軸に、郷土食市のようなイベントを開催したり、郷土食の作り方を教わったりしている。

さとう ひより
1996年岩手県盛岡市出身、遠野市在住。
スケッチ、コラージュ、マンガ、作字などさまざまな手法で制作する画家として活動するほか、食にまつわる活動も行っており、イベントへの出店や少人数向けの食事会を開催している。

〈 購入方法について 〉
お買い求めの方はメールにてご相談ください。
onamekuji@gmail.com[佐藤快威]

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