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新春らしさ、その表現のポイント(本部11月自由花一級研究会より「新春の花」)

東京・市ヶ谷の龍生派本部で毎月テーマを設定して開催されている、自由花研究会の最上級クラスから、入賞作品ほかをご紹介しているのが、月刊『いけ花龍生』「本部自由形一級研究会」のページ。
新春のよろこびや清らかさなどを連想しやすい今回のテーマ「新春の花」ですが、それだけでない新春らしさの表現も探求していきたいところです。花材でも、伝統的な新春の花材を用いる以外にも、色彩や構成などで新春を表現する方法を多角的に考えていきましょう。
(同研究会では非常に優れた作品に「佳作」、ついで「努力賞」、「入選」の順で賞が与えられます。なお、何年にもわたり優秀な成績を継続的に修めた方が、「無審査」となります。)

講師:龍生派家元 吉村華洲


『いけ花龍生』2025年1月号(全40頁) 
電子版(700円)
https://www.fujisan.co.jp/product/1281703286/b/2613461/
冊子版(850円/送料込み)https://ryuseiha.stores.jp/items/6768e1a9c0e0b8021db8cc28


[無審査]湯浅恵光

[無審査]湯浅恵光 
花材=オクロレウカ、アンスリウム、ほうき草、パニカム、ドラセナ(ゴッドセフィアナ)

器=フロストガラス角長瓶
「オクロレウカのフォルムが伸びやかな作品です。

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