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#17【夢日記】飲食店を探してたらイャンクックにさらわれた

・僕「お腹空いたなぁ。どこか良い店ないかなぁ」
・(飲食街に出るもお寿司屋さんと松屋が閉店していた)
・僕「意外とこの時間帯でもやってないんだ」(19時半)
・僕「う〜ん、この際、食えたらなんでもいいなあもう」
・(行きつけのスーパーなら営業しているだろうと考える)
・僕「スーパーで菓子パンや惣菜パンでも買って食べるか」
・???「ギャーオ!」(けたたましい鳴き声)
・僕「なんだ!?」(耳をつんざく音に顔を歪めながら)
・イャンクック「ギャーオ!」(僕の目の前に降り立つ)
・僕「うわぁ!」(逃げ出したいが腰を抜かして動けない)
・イャンクック「ギャーオ!」(僕を連れ去り飛んで行く)
・僕「・・・」(恐怖を通り越して放心状態に陥った模様)

内容

ティガレックスを倒せずモンハンやめてすみませんでした

あれは中学生か高校生、それぐらいの頃だっただろうか、モンスターハンター2Gが流行ったことがあった。周囲の友達はみんな持っているレベルで流行っていた。

ちなみに僕は1994年生まれ。同世代の方には共感いただけるかもしれない。あるいは、ゲリラ豪雨の如く、僕の周りでしか流行っていなかった、だなんて悲しい結末を迎える可能性もあるのだけれど。

それはさておき、周りの友達がみんな持っているのならば自分も買うかと、完全に受け身の姿勢で、僕も「ひと狩りいこうぜ!」の世界へ繰り出してみた。

・・・のだが、これが、まぁ、難しい。ていうかこういうゲーム、全く慣れてない。皆無に等しいほどやってきていない。

なんて言ったらいいんだろう。360度、全方位に動けるアクションゲーム、これに僕は慣れていないのだ。

アクションゲームで言えば、横スクロール型アクション、これに僕は慣れきっているのだ。具体的なゲーム名を言えばメイプルストーリー。

このゲームならば、かれこれ、ウン十年単位でプレイしている。小学4年の頃に始めたのだから、それはもう、なかなかのキャリアである。

しかし、裏を返せば、それ以外のジャンルのゲームは門外漢というわけだ。一点特化型はこういう弱さがある。専門分野以外は上手く処することが出来ない。

モンスターハンターにおいてはまさにそんな感じだった。序盤からつまずきの連続。僕が思い描くイメージでキャラクターが動いてくれない。いや、ただ単に、プレイヤースキルが拙いだけなんだけども。

そんなこんなで、ヒィヒィ言いながらも、ティガレックスまで、僕は辿り着いたのだ。

だが、しかし・・・。

“何回やっても何回やってもティガレックスが倒せないよ〜♪”

※『エアーマンが倒せない』の音楽に合わせて。

「男は黙って正面突破!」(クールポコ風)と、勇んで立ち向かっても、当然返り討ちにされる。

ならばしたたかに安置からボウガンを・・・と、チマチマ削っていっても、時間切れでミッション失敗。

僕よりも遥か先に進んでいる凄腕ハンターさんから、ああしろこうしろと、色んな指図をされた、間違えました、色んなアドバイスを賜ったのだが、現状は好転せず。

このティガレックス討伐クエストは、ストーリーモード、自分一人で倒さないと先には進めない仕様になっているので、言うならば、詰み、なわけだ。

・・・。

「いや、プレイヤースキルの問題なんだから、トライ&エラーを繰り返して、目の前の壁を乗り越えろよ!」

そんな声が今にも聞こえてきそうだ。僕自身、その通りだと思う。しかし当時の僕はサジを投げてしまったのだ。

「あ〜、やーめた。」(PSPポ〜イ)

※良い子は真似をしないでください。

さて、ここから私達は、何を学ぶことが出来るか?

そう。モンスターハンターを始める際の動機、この部分に問題が潜んでいると、僕ならば考える。

“周りのみんなが持ってるから自分も始めよう”

「やりたいと思ったから始めよう!」といった好奇心・ワクワクではなく「みんなに合わせよう」「流行り物に僕だけ乗り遅れたくない」といった義務感・アセアセを行動の源泉にして、僕は始めてしまった。

ゆえに、目の前に壁が立ちはだかったら、「もうダメだ〜」と、簡単に諦めてしまったわけだ。

「諦めるな!」「ネバーギブアップ!」と、口に出して言うのは簡単。誰でも言える。けれど、逆風や荒波など、逆境の状況で、それを実践出来る人間は、残念ながら少数だろう。

であるならば、諦めてしまった人と、諦めずに続けて壁を乗り越えられた人は、何が違うのか。

そう問われた時に「意志の強さ(弱さ)で決まる」と答える人も多いのではないだろうか。特に、根性論や精神論を好む方はそういう傾向が強い気が僕はしている。

念のため断っておくが、そういった考え方を低く見ているつもりはない。ちなみに僕は「病は気から」という言葉を大切にしている。

ただし僕は、前述したように「なんのためにコレをやっているのか?」といった“目的意識”によって、続けるのかやめるのか、左右されている気がしてならない。

「意志の問題」として捉えると、「自分はすぐに諦める意志薄弱な人間なんだ・・・」と深く落ち込んでしまうかもしれない。

そうなると、その後、何かチャレンジしたいと思えるものに出会えたとしても「でもどうせすぐに諦めてしまうんじゃないか・・・」と、過去の失敗体験を引きずって、チャレンジ意欲を削がれてしまうかもしれない。

そんな人生、送りたくないじゃんか。

そうではなくて「目的意識の問題」として捉えれば「そもそも始める動機の時点で間違ってたんだな」と、自身を俯瞰して見やすくもなる。

あと、言葉は悪いかもしれないけれど「そもそもコレは自分が本当にやりたいことじゃなかったんだ」と、“良い意味で”、続けられなかった原因を引き受けず、対象物に責任転嫁してしまうことも出来る。

後者の考え方は抵抗がある人も居るかもしれないけれど、過去の失敗をいつまでも引きずるよりも、断然、健全的な考え方だと僕は思う。それがチャレンジ精神の活性化に繋がるのであれば。

以上のことから、僕は、モンスターハンターの挫折経験を通じて、「自分が心血を注ぎたいモノは何なのか?」を、より明確にする重要性を、学ぶことが出来たのだ。

・・・で、何の話でしたっけ?

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