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ウクライナ人から聞いた語学を学ぶ意義

僕は久しぶりに旅に出た。
第二の故郷であるウィーンへ友人達に会いにいくため。そこで多くの友人に会い、多くの話を聞いた。

特に印象的だったのが、ウクライナ人の友人の話だった。

彼の奥さんもウクライナ人だが、国際機関で働いている理系の学者だ。

そんなウクライナ人夫妻の人生を変えたのが、ロシアによるウクライナへの侵攻だ。家族・親戚がウクライナから移住するため、彼・彼女を頼って殺到したらしい。それには実の母親や兄弟ですら含まれた。

ヨーロッパ諸国は、ウクライナ難民の受け入れに対して寛大であったため、逃亡することはそこまで困難ではなかったそうだ。問題は異国の地で生活を軌道に乗せることだったようだ。


まずは、職探し。ウクライナ語やロシア語しか話せない場合、どうしても工場や工事現場での肉体作業くらいしか職が見つからなかったらしい。家族・親戚の大半が肉体労働に従事することになったそうだ。

次に住む場所探し。これもその国の言語や英語が話せない家族・親戚の大半にはとても難しく、ウクライナ人の友人たちが間に入って、奮闘したそうだ。

ウクライナ人の友人の家族や親戚はウクライナではITメーカーなどに勤務していたそうで、その国ではインテリだったようだ。

しかし、そんな人々ですら、移民になった場合には、職探し・住む場所探しに苦労したらしい。

この話を聞いたときに僕は思った。

自分が日本以外の国で生活する場合、特殊な事情を除けば、まずは世界共通言語としての英語、そして、その移住先の言語は中級者レベルの言語力があることは必要不可欠だなと。

言語力が乏しいことは、肉体労働に従事することにつながるということ。

そして、言語力だけでは、そこそこの生活をすることは難しい。

それに加えて、専門的なスキルが必要だということ。
それは、コンピューターサイエンスかもしれないし、ビジネスや金融に関する知識や経験かもしれないが、

とにかく、第二・第三言語の習得に加えて、専門的なスキルが必要不可欠なのだ。

僕はこのことを胸に刻みつつ、今日から英語での専門的スキルの習得、フランス語の習得に向けて、日々を大事に生きていきたい。

その積み重ねによって、ヨーロッパでサバイブするためのスキルと経験を身に着けたい。


流星の自己紹介


流星が執筆した大人でも英語が出来るようになるノウハウ集





サポート頂いた際には、英語のスキルを磨くことやオーストリアのサウナ活動に使用させていただく予定です。そのスキルや活動はnoteの記事で皆様に還元できればと思います!