大人の英語学習:ネイティブ英語を目指すべきか?
こんにちは!スイス在住、英国「オープン大学」に通う大学生の流星(りゅうせい)です。
スイスでの新しい生活を楽しみつつ、オンラインでビジネスとマネジメントの勉強をしています。
英語学習を始めた社会人の皆さんへ。今回は少し仮説的なお話です。
私たちが英語を学ぶ際、果たして英語ネイティブを目指すのがベストなのか、それとも、英語が上手な非ネイティブスピーカーをまねるべきなのか、それらについて考えてみました。
1.英語ネイティブを真似る難しさ
英語ネイティブの発音や表現を完璧にまねることは、特に大人にとっては非常に難しい挑戦です。
日本語と英語はまったく異なる言語体系を持っており、文法や発音、文化的な背景までもが違います。
幼少期から英語に触れていない限り、ネイティブスピーカーのような流暢さを身につけるのは一部の人を除いて現実的ではないかもしれません。
2.非ネイティブスピーカーから学ぶメリット
では、私たちが参考にすべきなのは誰でしょうか?
フィリピン、韓国、香港、マレーシア、シンガポールといった国々の人々は、非ネイティブでありながら英語を日常的に使い、非常に高いレベルの英語力を持っています。
彼らの英語は、私たち日本人が学ぶ際により現実的なモデルとなるのではないでしょうか。
日本人で英語がうまい人を真似ることも一つのアイデアかもしれません。
3.英語学習の現実的な目標設定
非ネイティブスピーカーの中で英語が上手な人たちは、ネイティブのように話すことを目標にするのではなく、理解されやすく、効果的なコミュニケーションを大事にしています。
英語の本質は、正確さだけでなく、意思を伝える力にあります。
私たちもその点を重視し、まずは「伝わる英語」を目指すべきです。
4.日本語と英語の違いを理解する
英語と日本語の違いは、そのまま英語学習の難しさにもつながります。
例えば、発音の面では日本語にない音が数多く存在しますし、文法的にも語順や時制の使い方が異なります。
これらの違いを理解し、非ネイティブの英語話者がどのように英語を習得しているのかを学ぶことで、効率的に英語力を伸ばすことができるのではないでしょうか。
5.日本での仕事の現実
さらに、日本で仕事をする場合、英語ネイティブと一緒に働く機会は少なく、アジア圏の英語非ネイティブと一緒に仕事をする可能性が高いです。
日本に支社を置いている多国籍企業はアジア地域のリージョンオフィスです。
私も過去に多国籍企業で働いている管理職とお会いしたことがありますが、英語が流暢な韓国人と中国人でした。
支社長クラスになれば、英語ネイティブもいらっしゃるかもしれませんが、基本的には、フィリピン、韓国、香港、マレーシア、シンガポール出身の方と仕事をする可能性が高いと思います。
したがって、私たちもそのような環境を想定して英語力を磨く必要があります。
まとめ
大人になってからの英語学習は、現実的な目標設定が重要です。
英語ネイティブをまねるのは難しいですが、フィリピンやシンガポールなどの非ネイティブスピーカーの英語を参考にすることで、私たちにも実現可能なレベルの英語を身につけることができるでしょう。
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