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イベントは組織のグロースのためにある〜グロース組織のすすめ〜

こんにちは!Sales Markerでイベント責任者を務めています、みなみはらです。師走ですね〜これを書く時間がねえ!ということで夏休みの宿題さながらに書いていきます。

改めまして、イベントマーケティングAdvent Calendar 2024の4日目担当として、Spreadyの堀井さん(@SpreadyHorii)よりバトンをいただきました。私のエントリーは「イベントユニットを組織のどこに置くか、それはなぜか?」をテーマに書いてみます!

今年も豪華なラインナップ!最後までよろしく!

このテーマを書こうと思った理由

最近知り合う方に「グロース本部ってなんですか?」「え、マーケじゃないんですか?」とよく言われます。そうなんです、元々マーケティング本部の配下にあったイベントユニットですが、今年の6月から部門横断で事業グロースを目指す「グロース本部」という組織の配下になりました。説明すると面白がってくれる方もいたので、ピックアップしてみました。

目的

Sales Markerという急成長中のBtoBスタートアップの中の人として、特にアーリーステージのスタートアップの方々に日々の気づきをほっこり(?)届けたいと思っています。
本音部分で言うと一緒にSales Markerでイベントを盛り上げてくれる人出会いたいので、ちょっとでも興味を持ってくれる方に届けたいと思っています笑

そもそもSales Markerってどんな会社?みなみはらって誰?

(※ご存知の方はスキップしてください。)
簡単に、Sales Markerですが、「インテントセールス」という顧客起点のセールスを実現するためのSaaSを提供しています。ローンチから約3年で500社にご導入をいただいており、ARRは23億円となりました。(最近は斎藤工さんが「in tentセールス・・・・!」と言ってるタクシー広告も流れておりました。見た方いたら教えてください!)

そして私みなみはらですが、2023年2月に業務委託としてSales Markerと出会い、2023年10月から正社員として、ウェビナー、オフラインイベント・カンファレンスなどを手掛けています。前述の通り、2024年6月からは、グロース本部に移り、イベント責任者をやっています。

社長の右腕として組織全体の課題解決に取り組む「全社巻き込み隊」グロース本部とは?

Chief of Staff(参考1)という役割をご存知でしょうか?シリコンバレーで一般的になっているようで、まさに社長の右腕として組織・事業の成長のためにボールを拾い推進する役割を担っています。

というのも急成長中の組織にとって、どの部署にも属さないが重要なボール、横断的に取り組む必要のあるボールなど様々存在することをみなさんもお感じではないでしょうか。そこで作られたのが「グロース本部」です。(参考2)

弊社の暫定の組織図 as of 2024.11.11

見ての通り、横長どーーーーーーん! です。図では表現できていないのですが、非常に経営と近く、経営課題をキャッチしボトルネックを特定し、時には全社巻き込みで解消に向けて動くそんなスタートアップの醍醐味が詰まった組織です。

具体的に以下の4部門からなる、横断アプローチを前提にした組織となっています。それぞれがグロースをになっているとはいえ、一見多種多様ですね。

  • セールスストラテジー部

  • 事業推進グロース部

  • イベント推進部

  • アシスタント推進部

これマネジメントどないすんねん!!っていうのはありそうですね。我らがボスの藤井本部長がイベント登壇をして「グロース」についてあらゆる角度で、様々な人と対談しながら語っておりますので、今度ぜひ遊びに来て聞いてみてください。(藤井のXです @kyo_CBSM))

グロースチーム 一応、Sales Markerの"S"を作っております。

で、なぜイベントがグロース本部に?

イベントはファネル横断のコミュニケーションである

製品説明会、ユーザー会など、新規顧客や既存顧客を明らかに対象としたイベント施策もありますが、一方で新規も既存も参加したくなるウェビナーや、オフラインイベントなどもありますよね。

イベントはコンテンツであり、コミュニケーションの一つであるので、こちらが意図しているファネル概念や顧客のカテゴライズと、その顧客の興味関心は必ずしも一致しないと思っています。

KPIの罠

ですが、面白いものでKPIが個々人の評価に紐づくと、たちまちトンネリングが発生。マーケ文脈で言うと、新規リード獲得、新規アポ獲得を優先するあまり、ほかのことが見えなくなってしまう。

Sales Markerはイベントの存在を非常に重視しています。だからこそ規模が大きくなり、部門を越えた成果を導き出す可能性のある「イベントユニット」をグロースに移した、と言うわけです。

グロースとしてのイベントユニットの守備範囲

マーケからグロースに移ることで、関与するイベントの幅が大きく広がりました。もちろん全部をやっているわけではなく、関連部署の動きをサポートする、という動きも多分にあります。

・・・やることがいっぱいなんです

グロース配下で、KGIやKPIとかってどう考えんの?

それを書き出すと生々しくなりそうなので、あえて上の図には入れませんでした!ただ考え方はシンプルです。

  1. 経営陣が示す重要戦略に貢献できることがきちんと説明できるようになっているか?をそれぞれの施策単位で意識をしてプランニング・推進しています。(結構、これができていることでブレないです。そのための経営層の考えをキャッチアップする機会も作っています。)

  2. 関連部署のKGIに紐づいたKPIになっているか。やはりマーケイベントでは、アポ数に対してコミットをします。同様にカスタマー向け、採用イベントもそういった視点を確認し合いながらサポートをしていきます。

グロースに移ったことで何が変わった?

【GOOD】グロース本部で働き始めて気づいたのは、視点の広がりです。アポ獲得に全集中のトンネリング状態だったのですが、今では一歩引いた視点も持ち合わせ、事業全体を見渡しながら、自らの役割を再定義できる楽しさがあります。

【GOOD】様々な部門の方の協力が必須なイベント。部署の特色も相まってとにかく巻き込みやすい。関わる人が非常に増えました。

【GOOD】イベントテクノロジーや、イベント資材のシェアを通じた有効活用ができている。(元々あったマニュアルなどを有効活用)

【MORE】やることが一気に増えました。(笑)

結論、事業に貢献するイベント、という姿が見えつつあります。あとは仲間!

余談:グロースにいったことでマーケメンバーはどう思っているか?

昨日一部の人に聞いてみました。

「やりにくいとかは特にないですけどね。」「むしろ仕事増えて大変じゃないか心配になってます。」だそうです!🤣 気遣いありがとう🤣 

最後に…一緒に働きませんか?

Sales Markerは、急成長の中で常に新しい挑戦を続けるスタートアップです。特にイベントマーケティングに情熱を持ち、グロースの視点で価値を創出できる方を絶賛募集中です!一緒に未来をつくりましょう。興味のある方はぜひご連絡ください!

ご応募、お待ちしています!
※グロース本部配属になります。

明日のバトンは

小倉一葉さんです!楽しみにしております。
最後まで読んでくださった方もありがとうございました!


参考資料

参考1)Chief of Staff

以前HQ CEOの坂本さんがXでの投稿や、noteにて、Chief of Staffをまとめてくださっているので超おすすめです。ぜひご一読を

参考2)グロース本部とは

グロース本部のことをもっと知りたい方はぜひこちらご覧ください!

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