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「戻れる場所があるからこそ、思い切り前へ進める」 ―”心身の拠り所”となる、琉球ウェルネス2泊3日のリトリートプログラム
琉球ウェルネス広報のサオリス・ユーフラテスです。今回は琉球ウェルネスが個人のお客様に提供している"Ryukyu Wellness Retreat"を体験いただいた、不動産業界の最前線で活躍する白木 智洋(しろき ともひろ)さんをご紹介します。
お客様との連日の飲み会、年間60回のゴルフをこなし、20代で体調を崩すまで仕事に没頭していた白木さん。現在は、不動産デベロッパーで新規事業を手がける傍ら、2022年に立ち上げた株式会社LIFE BASE(ライフベース)で地方創生に挑戦しています。
第二創業期を迎えた今、"Ryukyu Wellness Retreat"は白木さんの"心身の拠り所"となっています。「戻れる場所があるからこそ、より大胆に挑戦できる」。持続可能な経営を実践する経営者の新たな挑戦についてお話を伺いました。
20代で体調崩壊。仕事への没頭がもたらした転機
ーー白木さんのご経験についてお聞かせください。
2017年社会人としてキャリアをスタートして現在9年目、今年で32歳になります。現在、2つの仕事を並行して行っています。一つは2022年に立ち上げた株式会社LIFE BASEの代表として、もう一つは不動産デベロッパーの会社員として、地域事業、不動産事業の仕事をしています。
新卒で入社した不動産デベロッパーでは、土地の仕入れ業務を経て、現在は新規事業を担当しています。具体的には地域ビジネスの立ち上げや、地域消費者向けの商品開発、農業ビジネスへの参入など、事業立ち上げを中心とした業務です。
静岡県に拠点を置く株式会社LIFE BASEでは、地方のまちづくりを手がけています。コーチングや企業研修の講師、地域イベントの開催など、行政とも連携しながらスモールビジネスとして、地域に根ざした事業を展開してきました。3期目となる今年度は投資も含めて、より本格的な事業展開を目指していく第2創業期を迎えています。
ーーウェルネスやリトリートに興味を持ったきっかけを教えていただけますか。
私がウェルネスやリトリートに関心を持つようになったのは、20代で仕事に没頭し、身体を壊したことがきっかけでした。
新卒で入社した不動産会社では、土地の仕入れを担当し、着実に実績を積み上げていました。熱心に仕事に取り組むなかで、夜は地主さんとの関係構築のため毎日のようにお酒を飲む生活。休日もゴルフに励み、年間60ラウンドをこなす日々を約5年間、送っていました。
転機となったのは2020年です。体調に不安を感じて人間ドックを受診したところ、肝臓の数値が著しく悪化しており、即座に精密検査を行い、その結果、禁酒・食事制限が必要になりました。
その後、コロナ禍となり生活リズムが大きく変化し、外出や飲食の機会が自然と減少したことで、徐々に体調が改善したんです。この経験から、健康の重要性と持続可能な働き方について深く考えるようになりました。そこからは、身体のケアに目を向けるようになり、コーチングにも出会い、仕事の在り方や人生設計を見直していきました。
土地の仕入れは、地主さんとの信頼関係を築きながら取引を重ねていく、非常にやりがいのある仕事でした。その経験を大切にしながらも、さらなる成長を求めて新規事業部門へ異動。2022年には、会社での経験を活かしながら、新たな挑戦として起業という道を選択しました。
ーー琉球ウェルネスとの出会いについて教えてください。
体調を崩してからは、ウェルネスやリトリートに常にアンテナを張りながらも、具体的なアクションは起こせずにいました。
再び転機が訪れたのは、2023年です。私が所属していたコーチングスクールの先輩が道廣さんの知り合いで、琉球ウェルネスのリトリートプログラムをFacebookで紹介していたんです。紹介者への絶対的な信頼も後押しとなり、その募集を見た瞬間「これだ!」と、迷うことなく参加を決意しました。結果として、その直感は間違っていませんでした。
偶発的な出会いがもたらす新しい感覚
ーー初めてリトリートを体験してみていかがでしたか。
2023年10月の初めてのリトリートは、私にとって人生を変えるような体験となりました。
プログラムは、スマートフォンを手放すところから始まりました。3日間の完全なデジタルデトックスです。紹介者のつながりで集まった8人が参加していましたが、興味深かったのは、特に説明がなくても、全員が自然とスマートフォンを手放せたことです。
その場で、普段の肩書きから解放された新しい名前を授かりました。私は"ひーろー"と名付けていただき、これから始まる未知の体験への期待が膨らんでいきました。ただ、3日間連絡が取れなくなることで、パートナーには少し心配をかけてしまったかもしれません(笑)
最も心に刻まれているのは、地元ガイドのシンサクさんと登ったヤンバルの山での時間です。観光では決して訪れることのできない断崖絶壁のような場所で瞑想を体験しました。そこには、言葉では言い表せないほどの神聖なエネルギーが満ちていました。
その後、「海に入りたいね」と声が上がり、みんなで浜辺へ向かったことも忘れられません。「今、一番心が喜ぶことをしよう」と、その瞬間の感情を大切にした行動がとても心地よかったんです。普段の効率重視の生活では決して味わえない、偶発的な出会いがもたらす特別な感覚でした。
この感覚を味わえたのは、沖縄という特別な土地柄はもちろん、琉球ウェルネスへの深い信頼があったからこそだと思います。移動中の車内で、琉球ウェルネスの起業にまつわる想いにも触れ、「この人たちに全てを委ねよう」という確信が生まれました。ただの受け身ではなく「ポジティブな受け身」という新しい在り方を学んだ瞬間でした。
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ーー「リトリートプログラム」をリピートいただいていますが、2回目のリトリートで印象的だった場面はありますか。
2回目は、パートナーと一緒に漢方ファスティングのプログラムに参加しました。特に印象に残っているのは、二人で内省的な文章を書いた時間です。
普段、私たちは同じ家に暮らしていても、仕事の話ばかりになるんです。でも、このリトリートでは、同じ体験を通して感じたことを、言葉にして分かち合える時間が設けられていました。その時間は、私たちにとってかけがえのない時間となりました。
印象深かったのは、ファスティング中のある出来事です。パートナーが体調を崩した時、サポート食を摂ることで身体が回復していったんです。その時、パートナーがふと「やっぱり身体が動くことって大切なんだね」とつぶやいたんです。この何気ない一言に、プログラムを通じて得た気づきが表れていたように感じました。
私自身もパートナーも、仕事優先で自分の身体を後回しにしがちでした。でも、このリトリートでの体験を通じて、身体への向き合い方が少しずつ変わってきたように思います。健康の大切さを、二人で実感できた貴重な機会となりました。
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“心身の拠り所”が生み出す「挑戦への活力」
ーーリトリートを体験してからの変化はありますか。
リトリートを体験した2023年10月以降、いくつかの変化を感じています。
最も大きな変化は、挑戦への姿勢です。「沖縄に戻れば何とかなる」という『心身の拠り所』ができたことで、これまで以上に積極的にチャレンジできるようになりました。以前は限界まで追い込まれても適切な回復方法が分からず、ただ消耗していくだけでした。でも今は、琉球ウェルネスのリトリートという「リセットの場」があることで、より前向きに物事に取り組めています。
また、食事への意識も大きく変わりました。リトリートでのファスティング体験をきっかけに、一つひとつの食事をゆっくりと味わうようになりました。ただし、この意識は時とともに薄れがちなので、年に一度はリトリートで初心に立ち返りたいと考えています。
コロナ禍を経て、私の価値観は「持続可能な形で自分のやりたいことを実現する」方向へと変化してきました。その持続可能性を保つためには、意図的に心身のケアを取り入れることが不可欠だと実感しています。
"Ryukyu Wellness Retreat"を体験したことで、これまで頭で理解していただけだったことを、実際の体験を通じて具体的なアクションとして、私自身の人生に取り込むことができたという感覚があります。
ーー琉球ウェルネスのリトリートをどのような方におすすめしたいですか。
真っ先に思い浮かぶのは、超ハードワーカーの方々ですね。特に一度体調を崩した経験のある方には、強くお勧めしたいです。体調を崩すと健康の重要性は痛感するものの、具体的に何をすればいいのか分からない。ニーズを感じながらもアクションに移せない方は多いと思うんです。
このリトリートの大きな価値は、「オフの時間」があることで「オンの時間」により集中できるようになる安心感にあります。仕事に本気でアクセルを踏みたい、あるいは踏み続けたいと考えている方には、特に有効だと感じています。
また、激務で疲れ果て、自分が何をしたいのかも分からなくなってしまった方にも、ぜひ体験していただきたいですね。リトリートを通じて自分と向き合うことで、自然と「やりたいこと」が見えてくるはずです。
普段私が半年かけて行うコーチングで得られる気づきや変化が、琉球ウェルネスの2泊3日のプログラムで凝縮して体験できるのではないかと感じています(笑)
細部にこだわり抜くことで生まれる価値
ーー琉球ウェルネスの魅力はどんなところにありますか。
琉球ウェルネスの最大の魅力は、「神が細部に宿っている」という言葉そのものです。特筆すべきは、その徹底的なこだわりを、あえて表面に出さない巧みさです。
一見、自然な流れで進んでいるように見える出来事も、道廣さん(代表)やゆかりさん(執行役員 兼 体験設計責任者)との対話を重ねていくと、その裏には緻密な計算と配慮が隠されていることが分かってきます。その結果として、現場での自然な流れや偶発性が有機的に機能しているんです。
「場を設けておけば何とかなる」という姿勢でもなければ、細部へのこだわりを見せすぎて窮屈な印象を与えることもありません。この裏と表の絶妙なバランス感。偶発的な出会いや発見をデザインする、細部への徹底したこだわりは尋常ではありません。
事業者として見ると、さらに感動する部分が多くあります。たとえば、リトリートで使用するアロマオイルのパッケージひとつとっても、市販品に頼らず独自に作り込んでいます。そういった細部への配慮の積み重ねが、体験全体の価値を高めていることがわかってくるんです。
実は、表舞台の裏では、プロフェッショナルたちが膨大な時間と知恵を注ぎ込んでいる。ファンの一人として分析してしまいますが(笑)、そこにある価値は本当に唯一無二のものだと感じています。
ーー琉球ウェルネスへのメッセージはありますか。
"Ryukyu Wellness Retreat"の価値は、単なる「美しい沖縄での体験」にとどまりません。琉球ウェルネスがこれまで築いてきた地域の方との深い絆や、一つひとつ細部まで行き届いたプログラムの設計など、すべての要素が高いレベルで維持されているからこその価値が生まれているのだと実感します。
ウェルネスやリトリートの本質を追求する姿勢や顧客満足への揺るぎないコミットメントを貫くことで、日本のウェルネスシーンを牽引していって欲しいですね。
Ryukyu Wellness Retreatでは、メンバーシップ登録(登録料/年会費無料)いただいた方へ「人生の転機となる旅」をご提供しております。
関心をお持ちいただいけましたら、サービスサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
また、1月2月にはオンライン説明会(30分程度/参加費無料)も実施予定ですので、よろしければお気軽にご参加ください!
オンライン説明会のお申し込みは、こちらのフォームよりお願いいたします。
▶︎サービスサイト
▶︎オンライン説明会日程
1月30日(水)20:00~20:30
2月9日(日)11:00~11:30
2月13日(木)20:00~20:30
2月22日(土)11:00~11:30
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