イジメ(中学校~2年生編~)
今回は、中学1年を諦めて引きこもり、中学2年を迎えた時の話をしようと思います。
前から、中学1年の担任にイジメを見て見ぬ振りされた話をしてきました。
そして、ついにきた中学2年になる時のクラス替え。
・・・担任は、、、
無事、違う教師でした!!!
喜ぶのも一瞬、同じクラスにサッカー部(イジメの元凶)が固まっていて一気に意気消沈。
嬉しい気持ちは一瞬で通り過ぎていきました。
ただ、クラス内での目立ったイジメはありませんでした。
休憩時間中や、下校までのわずかな間とか、担任がいない隙を見計らって殴られたり諸々の嫌がらせは続いていたんですけどね。
そのイジメっ子メンバーが苦手すぎて、今回の担任の善し悪しを判断する前にまた不登校になってしまいました。
それでも全く登校しないわけにもいかなかったので、週に1回くらい登校していたんです。
あとは、テストのときとか。
身体が弱くて休みがちで、そのせいで部活にも参加できない。
そういう立ち回りをしていました。
まぁ、実際身体は弱かったし、自律神経失調症も患っていたので、あながち嘘ではないんですけどね。
そんなこんなで、部活には言い訳しながら参加せず、学校に行っては2時間くらい勉強して保健室に逃げ込む、そんな生活をしていました。
2年の秋くらいですかね、担任の先生から言われたことがあるんです。
「たつや、もしかしてイジメられてるんじゃないか?どんな些細なことでもいいから、辛いことあったら相談しろよ」
もう、1年の時の担任と違いすぎて泣きそうになりました。
世の中には、こんなふうに気遣ってくれる大人もいるんだって、感動したのを覚えています。
もちろん、そのときは
「そんなことないです、身体弱いだけです」
って嘘ついてしまったんですけどね(笑)
万が一にも、母親に伝わってほしくなかったので、イジメの事実は隠しました。
でも、この日を境に学校へ行くのが少しだけ気が楽になったんですよ。
なにかあったらこの人に相談してみようって思うと、もしまたイジメが酷くなっても頑張れるって思ったんです。
でも実際は、中学2年の後半、もうイジメっ子たちも飽きたのか、イジメはほとんど無くなっていました。
僕は1年で不登校になってから部活にも全く行っていなかったです。
前の担任(サッカー部の顧問)とは、顔を合わせると「部活早く来いよ」って言われはしましたが、体調を理由に完全に無視していました。
なので、僕を取り巻く負の循環はいつの間にか通り過ぎていたんです。
環境が変われば、ほんとに気づかぬ内に色々変わっていくものですね。
ということで、本日のまとめです。
信用できる大人もいます。
助けてくれようとする人もいます。
ただ、辛い渦中にあるときは、周りの善意に気付きにくいです。
今回の話の新しい担任も、もしかしたら学年上がったときからずっと気にしてくれていたかもしれません。
僕が早い段階から逃げ出したので、そのことには全く気付かなかったんです。
だから、辛いときこそ、周りを冷静に見てみましょう。
もちろん見たくないものも、たくさん見えます。
でも、見ないことには気付かないこともたくさんある。
だから、勇気を出して現実と向き合ってみる。
そうすると、自分が求めていたことや、想像していた最悪の現実とは違うものも見えてきやすいです。
自分が変わらなくても、環境が変われば自然と色々変わります。
自分が変われば、もっと現実を変えることも出来ます。
そんな気付きを得られたということの共有でした。
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