「6/28次男の誕生日」(必須・生んでくれてありがとう)
皆さん、こんにちは。
ryukoです。
昨日6/28は次男の誕生日でした。
23歳になってしまった…です。
現在、私の住む場所から
車で一時間ほど離れた場所で
彼女と暮らしながら仕事をしています。
…母からは言わぬ…
…今日は次男の誕生日だなあ。
朝からそう思っていたが
私からは「おめでとう」の
連絡はしない。
毎年、連絡を待つ。
日が替わる頃になっても連絡なければ
こちらから、してみる。
そう思いながら過ごすのだが
次男は、ちゃんと今年も連絡をくれた。
「産んでもろてありがとうございました」
たった一言かい!!
(; ・`д・´)
ねえ、もっとないか?
母に伝えたいことはよ~。
んま、いっか…(笑)
23歳ですかあ…。
私が次男を生んだ年齢だ。
不思議な気持ちになる。
長男を帝王切開で生んで2年後。
当時の産科の診断では
以前切った子宮壁が薄くなっていて
陣痛に耐えられない可能性が高い。
再び、帝王切開をした方がいいと
言われた。
…また、切るの?
普通に生みたいんですけど…。
でも、何かあれば母子に危険が…と
言われたら…諦めるしかない。
長男の時の記憶が蘇り
初めての時よりも恐怖心が増していた。
私…麻酔が効きにくいのだ。
オペ中の痛みでしょ…
オペ後は、高熱にうなされ
切ったお腹の外科的な痛みと
後陣痛とで苦しむ。
「また、あれかあ…」
前日入院で浣腸や剃毛して…
(今の時代はないと思う)
あれ、恥ずかしいし!
(-“-)
夜に真剣に思った。
逃げられるならこの大きなお腹で
走って逃げたい!!
変な妄想で心を逃がしながら
生まれてくる子に会えることだけが
支えだった。
翌日、オペの時間を迎えると
「まな板の鯉」
腰から下半身麻酔の注射を打つ。
「これ、痛い?」
何度聞かれても…
痛いです…。(笑)
「そのうち効いて来るから始めようか?」
やめて~!!( ;∀; )
そりゃあ、全く効かないわけじゃない。
でも…メスが入ったところが
焼けるように熱いのだ。
痛いんじゃない、熱いのだ。
んで、あとからジンジンと痛みの波が
ビッグウェーブ!!!
言うよね…
ギャー!!!
\(◎o◎)/!
確かにしばらくするとちょっと
楽になるが…この段階で汗だく。
呼吸も乱れて疲労感。
お腹をカチャカチャされているのも
分かる…。
だから…お願い…
先生…オペ中に…
夫婦喧嘩はやめて!!!
個人病院で夫婦そろって
産婦人科医の先生が…
意識のある私の前で
自分たちの子どものPTAについて
喧嘩を始めた。
どっちが参加するのか
役員を引き受けるのはどうかで
意見の違い。
頼む、怒鳴りあうな…。
オペに集中して…( ;∀;)
周囲の看護師も呆れている。
あ、でも今思えば…
その喧嘩に興味を持って
ダンボな耳になっていたから
気が紛れたのかもしれない。(笑)
帝王切開でも赤ちゃんを取り出すときは
自然に力が入る。
お腹をグーっと押されるからか?
赤ちゃんを取り出すと
鼻や口を吸引して呼吸が出来るように
気道を確保。
「んぎゃー」
その一声で一安心…。
感動!…と言いたいところだが
「先生、麻酔増やして…」
自分のことでいっぱいの頭。
赤ちゃんに麻酔がかかると危険なので
取り出すまでは最小限量なのだ。
麻酔の量を増やしてもらったら
余裕が出た。
顔を見せてもらった赤ちゃんは
「父親そっくり…」
だよね、そーだよね。
でも、私の赤ちゃん。
可愛くないわけがない!!!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
オペ後の痛みや高熱とも
やっぱり戦ったが…
私はまた一つ
母親として階段を上った。
お母さんにしてくれて
ありがとう。
この世に「お母さん」と呼んでくれる
存在が2人になった。
ありがたいと思った。
だけど本音を隠して
「生んでくれてありがとう」
子どもたちには先に言ってほしい。
母のわがままだが…許せ、息子たち。
その言葉を聞くと…
一緒に頑張ったねえって実感するのよ。
これからも自分の人生を
歩んでいってね。
お誕生日…おめでとう。
( *´艸`)
あの時、生んだ子が
あの時の私と同じ年齢って
変な感じがするほど
時の流れを感じました。
きっと皆さんにも
「生命の誕生」にはドラマが
あるんでしょうね。
「おばあちゃんになっても
中年息子をハグする」
これが私の目標です。
(#^.^#)
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