諏訪神旅 紹隆寺 諏訪四社まいり1.紹隆寺
先日、
とある団体から、ご神事の同行を依頼されました。
長野県
諏訪市にある、紹隆寺、諏訪四社、諏訪湖へと
赴きました。
お諏訪様とも呼ばれる、この一帯の信仰は
諏訪大明神と呼ばれます。
諏訪大明神と言えば
建御名方神(タケミナカタ)
謎多き軍神とも、
巨大な龍神とも
龍蛇神とも言われています。
以下、ウェブサイトからの引用です。
古くからの神事が残る
諏訪信仰
古事記の国譲りの神話にまで遡る我が国最古の神社の一つである諏訪大社は、本殿を持たず、自然そのものをご神体とする古い信仰の形を現在に伝えています。四つの境内地をはじめ境内外にある摂社末社は70余社あり、年間200を有に超える神事が齋行されています。
御祭神である建御名方神は、往古より雨や風を司り、信濃國を開拓された力の強い神様であることから、農業・狩猟・航海・勝負の守り神として信仰されております。
厳しい自然を生きる諏訪の人々は、殺生は罪悪として狩猟を忌み嫌う時代にも、お諏訪さまから神符を授かり、生きるために鹿肉を食べることを許されました。精進潔齋を形だけするものより、ものを食べても真心を込めて祈るものを救おうという御神託は諏訪大明神と共に時代を生きた先人に深く信仰されました。
また、関より東の軍さ神、武家の守護神として、古くは神功皇后の三韓出兵や坂上田村麻呂の東夷平定にも功助ありと伝えられ、鎌倉時代以降は源頼朝をはじめ北条氏一門、足利尊氏、武田信玄、徳川家康など歴代の将軍からも篤い信仰を受けております。
古くからある信仰には雨や風を司る竜神の信仰や、水や風に直接関係のある農業の守護神として、また、水の信仰は海の守り神となり、港の近くなどに御鎮座するお諏訪さまは、幅広い信仰と御神徳の数々が全国に広がり、現在でも御分社は一万有余社を数えます。
まずは、
紹隆寺から
始まりました。
鼈澤荘厳山 大虚空蔵院 佛法紹隆寺
仏法紹隆寺とは
現在でも、仏教の「諏訪大明神」を祀り、いにしえの神仏習合の息吹を伝えるとともに、諏訪家や諏訪高島藩との深い関わりからもたらされた数々の宝物、信州の真言宗寺院の中核であった歴史より伝えられた書籍、古文書、法具など多くの文化財、四季折々の移ろいを色濃く映し出す「名勝庭園」を有する「諏訪の歴史を肌で感じられる」寺院です。ぜひ、この土地が育んだ「歴史」をご覧にご参拝ください。
仏法紹隆寺の開基・草創
大同年間(806年頃)
開基 坂上田村麻呂
草創 弘法大師空海
(ウェブサイトより)
東京から
諏訪に向かう新幹線の中で
私は
諏訪湖の水の中に
たくさんの
金の珠のようなものがある
映像が観えました。
紹隆寺は
とても立派で
氣は清々しく、気持ちの良い場所です。
明治元年までは
諏訪大明神の本地仏として
諏訪上社神宮寺に祀られていたという由緒ある普賢菩薩様がおられます。
聖天堂
こちらの聖天(歓喜仏)
として、お祀りされているのは
双身毘沙門天(毘沙門天と吉祥天)でした。
大変珍しいお姿です。
それに
龍蛇神も一緒に祀らています。
寺院内には
立派な銀杏の木もあり、
銀杏二天尊と言われるものも
祀られていました。
銀杏の実は、
金の珠のようですよね。
成田堂には
成田山からの 不動明王像が
祀られています。
水のエネルギーが強くあり、
浄化の作用も強い場で
呼吸することが
とても気持ち良いと感じられる場所でした。