呪物処理
私の得意分野として、呪物案件が持ち込まれることが多いのですが、
先日処理したものは、見た目は何気ない50センチ×30センチほどの磨りガラスに、木枠の付いた
小さなガラス戸でした。
ご依頼主は、
今から10年以上前に
関西のある古道具屋やさんに
たまたま入って、
その時なぜか、
扉や窓に
興味がおありだったとのことで、求めたそうです。
おそらく、飾りとして
家のどこかにはまっていたのでしょう。
それをご自宅の出窓の前に置いて、
前には、水と香を置かれていました。
その状態、
実は、
外からの見えないもの達に
「とうぞ、お入り下さい」
という「お招き」となっていました。
別件でご自宅訪問したときに、
その状態をお伝えして、
出窓から別の場所に移動させ、
ガラス戸を置いていた場所には
緑(観葉植物)を
置いてもらい、
その時には窓からの侵入によって
開いてしまった空間は、
閉じておきました。
後日、ご自宅を再訪し、
地域の処分物として
出してもらえるように、
ガラス戸から、
呪力を抜き取りました。
そのガラス戸は、
古道具屋さんに辿り着く前に
いくつかの場所を経て、
色々なものを吸収し、
記憶し、
また、
クライアントさんのご自宅の
外からの見えないものの
侵入経路となり、
結果、その力も、吸収していました。
ご依頼主は
「どうりで触りたくないと思っていたわけだ。
鳥肌がたちます。」
と話しておられました。
言ってみれば、ご依頼主は
そのガラス戸に
買わされたという感じでしたね。
ガラスのもの、鏡は、
基本
重なるようにや、
向かい合って置くことは
避けて頂くことをお話ししています。
古いもの、
骨董品
昔は、好きだったけど、
最近は
思い入れがなくなった
触りたくなくなった
など、そのように感じるものがあれば、
ご相談をお受けしています。