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夢を書く夢

昨日は日付が変わる少し前に眠りについた。そして夢を見た。男性と性的な行為をしそうになる夢で、ハッと目を覚ますと午前1時であった。そういえば男の人とそういうことをする夢はもしかして初めて見たかもしれない。そんなことを思いつつ、布団に潜り込んで改めて寝ることにした。

更にもう一度夢を見た。それはさっき見た、男の人とそういうことをしそうになった夢についてnoteに書いている夢だった。布団に潜ったまま、忘れないうちに書き残しておこうとスマホを握って書き物をしている。夢とはいえ性的な行為について書くことになるわけだが、具体的な行為の内容についてはどこまで書くべきだろうか。あまり詳細を書くと引いてしまう人だっているだろう、いやそんなことは気にせず書きたいなら書けばいいのだ、しかしそもそもこの話は読むに耐えるものだろうか。ぐるぐるといろいろな思いが巡りながら、いつものように書いては悩み、書いては消しを繰り返しながら書き進めてゆく。

そのうち話題は、さっき見た夢のカメラワークについての話になってゆく。それはさっき見た夢の映像が、ジェーン・カンピオンの映画に似ていた気がするというものだった。夢の中で夢について書いている僕(ややこしい)はジェーン・カンピオンに詳しいようだったが、実際の僕はジェーン・カンピオンの映画はそんなに観ていない。noteの中でさっきの夢にカメラワークが似ている作品の例として挙げられていたのは『シャンドライの恋』と『ギター弾きの恋』の2作品だったが、どっちもジェーン・カンピオン監督の作品ではない。『シャンドライの恋』はベルナルド・ベルトリッチ監督で、『ギター弾きの恋』はウディ・アレン監督だ。どうしてそんなに詳しくもないジェーン・カンピオンが出てきたのだろう。とは言えジェーン・カンピオン作品とのカメラワークの類似点を挙げながら、僕はnoteを書き進めていく。そんな夢だった。

そういえば、noteを書く夢ももしかしたら初めて見たかもしれない。2年も続けていると夢にまで見てしまうようになるものなのか。少し早めに掛けていたアラームに起こされた布団で、そんなことを思った。これはもう1回寝たらまた面白い続きが見られるかもしれない。そう思って5分のアラームを掛けて二度寝して見た夢は、ゲームセンターに行っていにしえの音ゲーポップンミュージックで遊んでいる夢だった。いや全然関係ない夢やないかい!5分の惰眠でオマケの夢をひとつ見ていつもの電車に乗って、夢を見た話を書く夢を見た話を書いて正夢にしているところです。

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うえぽん
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