ネイバーアート 自分の仕事をつくる人たち
身近に感じるアートを「ネイバーアート」と名付けました。
それを生み出す人はもちろん「ネイバーアーティスト」です。
Neighbor Art ネイバーアート
Neighbor Artist ネイバーアーティスト
この二つをぼくなりの読み解き方 Literacy リテラシーで、
Curation キュレーション 発信していきます。
これまで、ばあちゃんの赤飯のおにぎり、富田浜、湖水ヶ池。
インスタレーションに感じるこゆ財団の観光チームのイベントの仕掛け。
などなどを紹介してきました。
◯ばあちゃんの赤飯のおにぎり
◯富田浜
◯湖水ヶ池
◯こゆ財団 観光チームのインスタレーション
他にも、気になっているネイバーアーティストがいて、
それは、「自分の仕事をつくる人たち」です。
新富町に移住して1年ちょっと。
その間に自分の仕事をつくる人たちにたくさん出会ってきました。
少し話が飛びますが、どうして新富や宮崎でぼくは「アート」を語るのか。もっとアートプロジェクトが盛り上がって熱があるとこや、アーティストや作家がたくさん集まることろで「アート」を語った方が伝わりやすいし、やりやすいはず。
それなのに、わざわざここで「アート」を語るのは、なぜか。
ひとつは、ばあちゃんの赤飯のおにぎり以来、どうしても身近にあるものが「アート」に思えるようになったからです。いいのか悪いのか、「アート」の枠が外れ、身近なものにアート性に感じるするようになり、今は「ネイバーアート」に行き着きました。でも、なんでもアートではないです。
もうひとつは、自分の仕事をつくっている人たちがいること。
ぼくがいるこゆ財団(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構)は、約5年前に設立し、「世界一チャレンジしやすいまち」と「強い地域経済づくり」を目指し活動しています。詳しくは、HPをご覧ください → こちら。
設立当初からたくさんのプロジェクトや事業が展開し、
徐々に人・もの・ことが動いてきました。
元々、魅力と恵みある素材やフィールドがあった新富の大地に
こゆ財団が「たね」を撒き、
人・もの・ことが引き寄せ、新たな「みのり」が生まれる。
ぼくは、これもアートだと思います。
今の自分の一番近くにある「ネイバーアート」です。
ここに集まる人たちは、自分の仕事をつくっている人が多くいます。
その人の仕事ぶりの中にアート性、アーティスト性を感じます。
だから、ついつい「アート」を語りたくなります。
自分の仕事をつくっている人たちに会えることが、ここにいて一番うれしいです。
少し話が長くなってきたので、続きは次回に。
ちなみに、「自分の仕事をつくる」について、ご存知の方もいると思いますが、働き方研究家の西村佳哲さんの同名の著書に影響を受けてます。
甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。
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