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ネイバーアーティスト こゆ財団観光チームその①「湖水ヶ池のインスタレーション」

身近に感じるアート「ネイバーアート」、
それを生み出す人はもちろん「ネイバーアーティスト」です。

『ネイバーアート 湖水ヶ池のめぐり』で紹介した宮崎県新富町の湖水ヶ池で
ネイバーアーティストを見つけました。

それは、地域商社こゆ財団(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構)観光チームのしんごさんとまゆみさんです。二人は新富町の魅力を観光資源とし、それを味わい楽しめるイベントやプログラムを企画運営しています。

湖水ヶ池には、その二人が中心となって架けた浮き桟橋があります。ぼくはこの桟橋は「インスタレーションアート」。インスタレーションアートとは、場所や空間を体感するアートです。

たくさんの方たちが桟橋を歩き、ハスや池を眺めてました

桟橋から見るハスや池の景色は、周辺から見るものとは全然違います。まさに視点や感じ方の「スイッチ」になる仕掛けです。そのスイッチによって、湖水ヶ池の魅力の楽しみや味わいが一層強まります。

「ちゃんとインスタレーションになってる」 率直にそう思いました。

もちろん、観光チームの二人はそのつもりで設置したわけではありません。ぼくにとって、このインスタレーションが湖水ヶ池の魅力を感じるきっかけになり、そこに鎮座する「めぐり」に気付きました。

湖水ヶ池のハスの花を眺め楽しむイベントとして
毎年7月には「ハスの花まつり」を開催してます!
観光チームが手がけるイベントです。ぜひあそびに来てください!
去年のハスの花まつりの様子は、→こちら!

観光チームの二人のようなネイバーアーティストをもっと見つけて発信します。もちろん、ネイバーアートも。

Photo/新富町のカメラマン 中山雄太(マーシー)


甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。

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