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ネイバーアート 内省がはじまる?
身近に感じるアートを「ネイバーアート」と名付けました。
それを生み出す人はもちろん「ネイバーアーティスト」です。
Neighbor Art ネイバーアート
Neighbor Artist ネイバーアーティスト
この二つをぼくなりの読み解き方 Literacy リテラシーで、
Curation キュレーション 発信していきます。
このnoteで、これまでネイバーアートについて綴ってきて、自分でも改めて 気付きがありました。少しずつ内省が始まっているような気がします。自分の中の化学変化、発酵促進です。
いろんな存在が重なりあって生まれる、湖水ヶ池や富田浜、ばあちゃんの赤飯のおにぎりのように、この内省の先にもなにか生み出したい。ぼくが感じるネイバーアートの「フレーム」になるようなものがほしいです。
最初に言った「気付き」について。
一番大きな収穫だったのは、「みえざるモノ」。生みだされるモノに対して、どんなみえざるモノを感じ取れるか。これは、一般的な「アートリテラシー」、作品から情報を読み取る力も似てると思います。「生みだされるモノ」と、それにつながる「みえざるモノ」。ぼくは湖水ヶ池や富田浜、ばあちゃんの赤飯のおにぎりから、みえざるモノ、みえざる世界や宇宙を感じ取るんです。
この内省は、絵筆じゃない「えふで」が動いてる感覚です。
甲斐隆児 / アーティスト、ネイバーアートキュレーター
宮崎県出身。大学で油絵を専攻。子どもNPO法人、児童養護施設、農業などに従事。福岡県で緑地保全活動等に携わり、2021年に宮崎県新富町の地域おこし協力隊として移住。アートプログラムや新富芸術祭を担当。