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suzumuraxxxjun
ボランティアの思い出
2000年頃、私は9年間勤めていた会社を辞め、社会人から医療福祉の道を目指すために再び学生になりました。作業療法の専門学校に通いながら、社会福祉協議会から紹介されたボランティア活動に参加することになりました。その活動の中で、小学6年生の脳性麻痺の子にパソコンを教える機会をいただきました。
ご自宅に伺い、ゲーム好きなその子にWordなどの基本操作を教えたり、互いの近況を話したりしながら、毎月一回のボランティア活動は楽しく進んでいきました。3年間続けたその活動の中で、私たちは深い絆を築きました。
その後も交流は続き、その子は情報処理系の大学に進学し、情報処理系の会社に就職、そして会社の寮に入ることになりました。彼は私の結婚式にも出席してくれて、私は広島から岡山に引っ越しましたが、今でも年賀状のやりとりが続いています。
あの時、18年前に小学6年生の彼にパソコンを教えるボランティアを始めたことは、本当に良かったと思います。
この経験を通じて、私も多くのことを学び、成長することができました。彼との交流が今も続いていることに心から感謝しています。