見出し画像

12月の大才の会に参加

今回、大才の会に参加しました。この会は、柳生家の家訓をテーマに一週間の「ご縁」に関わる出来事を共有する会です。
柳生家の家訓は、「縁」の価値について深く考えさせてくれます。
• 小才は、縁に出会いて縁に気づかず。
小才の人は、せっかく良い縁に巡り会っても、それに気づくことができません。つまり、目の前のチャンスを見過ごしてしまう状態を指します。
• 中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
中才の人は、縁に気づくことはできても、それを活かすことができません。気づいているのに行動に移せないことのもどかしさを表しています。
• 大才は、袖すりおうた縁をも活かす。
大才の人は、偶然出会ったような小さな縁ですら大切にし、それを活かす力を持っています。日常の中でのささいな出会いにも価値を見出し、未来へつなげる力が重要だと教えてくれます。

この家訓は、江戸時代に徳川家康、秀忠、家光の三代に仕えた柳生宗矩の言葉として伝えられており、「出会いを大切にし、縁を活かすこと」の重要性を説いています。この理念が現代にも生きていることを実感しました。

参加者の方々がそれぞれの体験を語る中で、私も過去の出来事を振り返る機会を得ました。私は、地元岡山の公民館文化祭で参加したみんなの食堂「みらい」という子ども食堂について話した際、何気ない話題がシニアの方の興味を引き、「静岡にあるなら参加したい」と言われ、まさかこの話題について質問されるとは思ってもみなかったとので驚きました。
自分にとっては日常の一部だった活動が、誰かにとって新しい関心やつながりを生むきっかけになるとは思いもよらず、発信することの大切さを再認識しました。

この会を通じて、何気ない言葉や行動が大きなつながりを生む可能性を学びました。   柳生家の家訓を胸に刻みながら、今後も縁を大切にし、活かす行動を心がけていきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!