安ければ良いという訳では無い
消費者として、同じものを買うなら値段が安い方が良いに越したことはない。
しかし、買い物におけるそれは必ずしも正解ではない。
先日、スーパーで鶏もも肉を買った。
基本、国産のものを何となく買っていたが、外国産のがとても安いと気づいて、そっちの方を買って帰った。
しかし、さすがに値段が倍以上変わると品質に大きく違いが出るらしい。
例えば、肉の処理が不十分で、まだ皮の部分に羽が残っていたり、筋の多い肉塊だったりで、調理の際大変だった。
味も、やはり品種のせいだろうか、どちらかが美味しいという訳でもないが違いがあって驚いた。
当然ながら、値段が高いということも決して悪いことではないのだ。
しかし、日本では値段が高いと一般市民からの圧力はすごい。
1皿2000円のラーメンに対してクレームらしきものがされる風潮だ。
もちろん、ぼったくりなら適正価格以上は微塵も出す必要は無いが、値段相応の高品質・高サービスならお金は出すべきだ。
特に、日本人の国民性的にもこういう人は少ないのではないだろうか。
きちんと品定めをし、適正な金額を出せる習慣を、日本の市場にもっともたらすべきだと思う。
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