自己紹介しているだけで人脈図鑑ができてしまう。
TOPイラスト:Luis Mendo(Drawer)
毎週水曜の早朝(7〜8時)に行っている、文化雑談会「トーキョーアーツのれん会」の話題を共有するnoteです。
前回は、はじめての会場 新御徒町(東京都台東区)のクリエイティブレジデンス「ALMOST PERFECT TOKYO」(APT)で行いました。
TOPのイラストは、APTのオーガナイザー、ルイス・メンドさんがサササッと描いてくれたものです。上記名前のリンクから、ポートフォリオページに飛びますので、ぜひ御覧くださいね。 Thanks Luis!!
また、今回は、大分からも参加者が来てくれました。
一人ひとりの自己紹介でほとんどの時間を使ってしまいましたので、今回のアーカイブはこんな人達が集まってますよ、という感じで記しておきます。
※今後の予定やおすすめ書籍の案内は最下部にあります。
◎金森さん(かつてティアラこうとうで私と一緒に働いていました)
GWに、ヴィパッサナー瞑想を体験してきた。チベットに残っている瞑想法で、今は世界中に広がっている。日本では千葉と京都にある。
10日間一切話さない、結構ハードな瞑想。なかなかクリエイティブな時間だった。
という、最初からスゴイ体験談。10連休をたっぷり活かした過ごし方ですね。
▼日本ヴィパッサナー協会
◎五十嵐さん
ILUCA MAGAZINE(旧・Girls Artalk) でライターをやっていて、のれん会の縁で、今は両国門天ホールのピアノ特殊奏法WSのお手伝いも。
▼ILUCA MAGAZINE
◎八坂千景さん
iichiko総合文化センター(大分)から出張ついでで出席。
「おおいたトイレンナーレ2015」では実行委員長を務めた。
11/10がいいトイレの日なので、毎月10日に、赤瀬川原平(大分市育ち)にちなんで、白衣を着てトイレ掃除を月に一度続けている。
▼iichiko総合文化センター
◎橋本誠さん
元・東京文化発信プロジェクト室(現・アーツカウンシル東京)で、東京アートポイント計画の立ち上げ時に担当していた。
一般社団法人ノマドプロダクションを経営している。
個人事業主がメンバーで芸術祭などの事務局を担っている。
以前、台東区にオフィスを構えていた(現在は文京区春日)ので、馴染みがある場所で来てみた。
▼ノマドプロダクション
◎河村さん
以前、企業でメセナを担当していて、その頃に主催したコンサート(向井山朋子)で、おしりでグリッサンドするっていうときに、調律師さんやピアノレンタル会社と結構もめて、何かあったら責任取りますから、とまで言って実現させた、なんていうことなど。
▼アサヒビールのメセナ活動のアーカイブ(過去の広報誌がダウンロードできます)、2000年の創刊号のリンクを貼ってみます。
◎ゆかさん(APT)
洋服のブランド、サスティナビリティなどをテーマにファッションの仕事をしてきたが、
去年の10月からパートナーのルイスさんと一緒に、APTを運営している。
APTは、関東大震災直後に建てられ戦争(空襲)で焼け残った元米屋を改装して作った。
天井の材はアメリカからの救援物資(関東大震災)のベイマツでできている。
今はドイツ人の作家が1ヶ月泊まっている。(デザイナーだがイラストレーターになろうとして滞在中)
リトリート的な場で、滞在後に成果発表として個展をやることになっている。
▼ALMOST PERFECT TOKYO
◎ルイスさん
ペインター、APTのオーガナイザー。今、本を執筆中
最近俳句四季にコラムも書いている(!)。
▼ルイス・メンドさんのWEBサイト
◎黒崎さん(両国門天ホール)
ピアノの特殊奏法についての研究会を始めた。
人と場にフォーカス 毎月WSで人、作品リサーチ、場:ホールへのアンケートなど
40年前に雑誌の座談会はあるが、それ以降議論されていない。
アーティストがホールなどのコンサート会場で相談すると、相手にされない(できない)ので、ゲリラ的に演奏されることが多く、それが、さらに事態を悪くしてきた。今後、そういうことが起きないように事例を顕在化させることを意識している。
八坂さんから、iichiko は5台ピアノがあるが、例えば、その内1台を特殊奏法対応にできれば、ホールとしての特色を出せるし、やってみたい!
という展開になりました。実現したら、のれん会つながりで大分に現代音楽家が集まっていくようになるかもしれませんね!
期待して見守りたいと思います。
また、図形楽譜の読み方の話題にも話が広がりました。
▼未来に受け継ぐピアノ音楽の実験 第2期【総合ページ】
◎中嶋さん(丹青研究所)
リサーチの仕事をしている。最近だと、鎌倉文華館鶴岡ミュージアム(旧神奈川県立近代美術館 鎌倉)がオープンした。
最近は熊本にできるミュージアムの仕事でよく熊本に訪れている。
▼丹青社のミュージアム検索サイトより
◎福冨さん(セゾン文化財団)
LUIS さんとは EU-JAPAN FEST のニューイヤーパーティーで知り合い、そこからPecha Kucha NightでDJをするようになった。
▼PECHA KUCHA NIGHT
◎「モノマチ」
台東区の御徒町〜蔵前〜浅草橋エリア(カチクラ)は職人も多く、また最近定住しだした若手クリエイターなども参加して、春と秋に行われるオープンスタジオ。APT近隣もレジデンスやWSの場が増えていて、近所の元小学校はデザイナーズビレッジになっている
▼モノマチイレブン(5/24-26)
台東区は祭り好きで、三社祭のある5月からカレンダーが始まる(笑)なんて話題も。
◎森(わたし)
5月から東京芸大の大学院で台東墨田足立の3区の連携リサーチをするという事を話し、「モノマチ」と、これまで私も携わってきた墨田区の「すみゆめ」などもうまく連携させられると、実験場として面白そう!なんて話をしました。
なんていうことで、自己紹介だけでも、アート人材カタログ的になりますね。いろんな人脈作りにもなるのれん会、一度参加してみたいなぁ、という方、春は朝の気温もちょうどよく参加しやすいですよ。ぜひおいでくださいね。
【今後の予定】
5/15 PUBLIC HOUSE 渋谷
5/22 ALMOST PERFECT TOKYO(新御徒町)
5/29 PUBLIC HOUSE 渋谷
6/5 両国門天ホール(仮)
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—今月のおすすめ書籍—
ルールメイキング: ナイトタイムエコノミーで実践した社会を変える方法論
齋藤貴弘(著)
一言コメ:のれん会にも参加する齋藤弁護士の初単著。文化関係者も必読!
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