【人気急上昇中】品川区『武蔵小山』の住みやすさ・魅力を徹底解説
今回の舞台は東京都品川区の『武蔵小山』。
2024年1月31日にLIFULL社が発表した
『借りて住みたい街急上昇ランキング2024』
で1位を獲得した、”今かなりアツい街”である。
そんな武蔵小山の魅力を一言で言い表すのであれば、
『絶賛進化中!この世の全てが手に入る街』
こんなところだろうか。
実際にいつも通り街を歩き回ってみると、
再開発が行われた清潔感のある街並み
すべてが手に入る巨大商店街
自然あふれる巨大公園
などなど、住みやすい要素が詰まった街であることがわかった。
久しぶりに武蔵小山を訪れたであろう方々が
「え、武蔵小山って今こんな綺麗なん?私がいた頃とぜんぜん違う!」
と口々に言っていたので、ここ数年で劇的に進化したことが伺える。
今回もいつも通り街の中を歩き回って、武蔵小山の住みやすさ・魅力を解説していくので、引っ越しを検討している方の参考になれば幸い。
動画でも解説しているのでぜひ↓
再開発による清潔感と商店街の伝統が息づく武蔵小山の街並み
まずはいつも通り武蔵小山の街並みから。
まずは駅から外に出た瞬間、整備された綺麗な街並みに驚いた。
武蔵小山は現在再開発の真っ只中で、計5つのプロジェクトのうち、2つが既に完了していて、残り3つはこれから着手予定とのこと。
上述のとおり、
既に竣工している
武蔵小山パルム駅前地区
武蔵小山駅前通り地区
には2つのタワーマンションが建設されていて、1階エリアは商業施設エリアとなっている。飲食店やスーパー、クリニックが併設されていて、非常に生活利便性が高い。
武蔵小山のシンボル『武蔵小山商店街パルム』
そしてそして武蔵小山といえば、「武蔵小山商店街パルム」。
これこそが武蔵小山で暮らす理由と言っても過言ではない。
印象としてはとにかく『長くてデカい』。
全長は約800メートルで、現時点で東京最大のアーケード商店街となっている。
飲食店からスーパー、衣類点、雑貨屋、ジム、ゲームセンターまでとにかくなんでもある。何がないかを探すほうが難しい。
ちょっとしたテーマパーク。楽しい戦慄迷宮。
歩いていて楽しいのだが、店の並びに法則性のようなものを一切感じない。そのため、普段使う店の位置が頭に入るまでは行ったり来たりを繰り返すことになりそう。(それはそれで楽しいのだけれども)
駅前や商店街はかなり賑わっているものの、一度商店街を抜けてしまうと閑静な住宅街が広がる。
ここには個人商店のお店がちらほらある程度なので、静かに落ち着いて過ごせるところも嬉しい。
賑わう場所と静かに暮らす場所が割とはっきりと分けられている点も、住みやすさの秘訣かもしれない。
休日の昼から賑わう大人気老舗銭湯も
駅から少し離れると、大正時代から営業されている老舗銭湯「清水湯」が現れる。
2008年にリニューアルを行い、外観・内観共に清潔感がある。
休日の昼から老若男女を問わず多くの人が訪れていた。
武蔵小山商店街パルムに「全部ある」から買い物は困らない
街並みの中でも紹介した通り「武蔵小山商店街パルム」に行けば手に入らないものはない。
武蔵小山に住むからには、まずは各お店の配置を頭に叩き込みたいところ。
(どこに何があるかわからない状態で歩き回るのも、それはそれで楽しいけれど。)
ちなみに、以下サイトで商店街の店舗MAPが見られるので、最初はこれをスマホで確認しながら歩くと効率的に買い物できる。
一箇所で何でも揃うスーパーも充実
パルム商店街を歩き回るのが面倒な場合はスーパーでの買い物をおすすめする。
まず、駅ビルの中に東急ストア。
武蔵小山駅から徒歩5-6分のところにLIFE(ライフ)。
商店街近くにオオゼキ。
そしてなんと、みんな大好き業務スーパーまである。
商店街内のお店をはしごすることなく、まとめて食品や生活用品を調達したい方はこれらのスーパーを活用しよう。
本当に強いて弱点を言うのなら、ユニクロがないことくらいだろうか。
何か有りそうでないのが意外。
飲食もチェーンから開拓まで楽しみ方は豊富
飲食もパルム商店街に繰り出せば選択肢には困らない。
地元で人気の店に思い切って足を運ぶのもよし、考えるのも面倒くさいときはチェーン店で手軽に済ませてしまうのもよしだ。
ちなみにこの日は「丸高水産」というお店にお邪魔した。
1階は魚屋で2階が定食屋になっている。
色々食べてみたかったので、日替定食を注文させていただいた。
お刺身に天ぷら、煮付けとかなりボリューミーで、満足感がすごい。
他にも、大行列をなすお寿司屋さんや地元の人々に愛されていそうなイタリアンなど、歩ければ歩くほど発見がある。
ネット上での病院での評価は比較的高め
「武蔵小山 病院」でGoogle Map検索をしたところ以下の通りの結果に。
再開発によって建てられたタワーマンション下にクリニックが密集しているが、それ以外にも街中に病院が点在している。
比較的ネット上での評価はいずれの病院も高く、星1つで全員から酷評されているよな病院は見当たらない。
とはいえ、ネットの口コミがすべてではないので、武蔵小山に住む知人の口コミや、地域のLINEオープンチャットを活用して情報収集をしてみてほしい。
特にLINEのオープンチャットは、皆忖度なく意見をくれるので非常に参考になることが多い。
家賃相場はさすが人気急上昇の街ということもありやや高め
大手不動産サイトに掲載されている、間取りごとの家賃相場を平均したところ以下の通りとなった。
1Kからでも10万円を越えてくるが、この生活環境・利便性を考えると妥当とも言える。
遅延・運休に弱いアクセス面はやや弱点かも
次は武蔵小山のアクセス事情について。
武蔵小山駅に乗り入れている路線は東急目黒線。
主要駅までの所要時間としては、目黒駅までわずか3分。
この目黒駅から山手線を使うことで、都内主要駅までは大体30分程度で行けてしまう。
また、2023年からは東急新横浜線が開通したので、新横浜駅までも約20分程度で行ける点もありがたい。
と、ここまで聞くとそこまで悪くないのだが、やはり路線数が少ないため東急目黒線・新横浜線が何らかの理由で遅延・運転見合わせ等を起こした場合は詰む。
代替手段としては、バスを使うか、戸越銀座駅まで武蔵小山駅から徒歩20分程度で行けるため、そこで池上線を使うのも選択肢としてはアリ。
商店街に次ぐ魅力『林試の森公園』
再開発や商店街がフォーカスされがちな武蔵小山だが、自然豊かな公園の存在も大きな魅力だ。
武蔵小山駅から徒歩で約10分歩いたところに、
『都立林試の森公園」という非常に自然に恵まれた公園がある。
形状としてはかなり細長いのだが、1周徒歩で約45分となかなか大きい。
とにかく緑が多く、歩いているだけでリラックス効果は抜群。
多くの人がここで子どもと遊んだり、ピクニックをしたり、ベンチで日光浴をしながら読書をしたりと、思い思いの時間を過ごしているのが心地よい。
そしてこの公園、「程よく」盛り上がっているところが最大のポイント。
この写真(動画)は4月の中旬に撮影していて、桜のピーク過ぎ始めくらいの時期なのだが、見ての通り桜の木が一本も生えていない。
つまり、花見客が一人も来ないため、このシーズンでもいつも通り快適に過ごせるということだ。
人気急上昇も納得の街・武蔵小山
清潔感溢れる駅前エリア、東京最大のアーケード商店街、自然に囲まれた公園など、人気急上昇なのも頷ける。
一人暮らしからファミリーまで、また世代を問わず好まれる街であると感じた。
今後も再開発が続くようなので、さらなる進化を楽しみにしたいところ。
この記事が、武蔵小山への引っ越しを検討する材料になれば幸いだ。
他にも様々な街の魅力・住みやすさを解説しているので、ぜひほかのコンテンツも見てみてほしい。
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