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うちのねこのはなし

うちの実家には3匹のねこがいます。

その中でも特に人懐っこいのが写真の「のん」ちゃん。

保護猫として我が家にやってきて早10年以上。そんなのんちゃんも老化が進み、先日病院に行ったんですね。無事治療を終えこんな診断書をもらいました。

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・・・ノンチュラスちゃん!?

そうなんです。「のん」という名前は「ノンチュラス」からきていたことを思い出しました。家族みんなあまりに「のんちゃん、のんちゃん」と呼んでいて馴染んでいて。決してなんらかの理由で名前を使えなくなったわけでは(おっと誰か来たよう・・)。

それで話になったのが、

あれ「ノンチュラス」ってなんだっけ。

とりあえずググって見ても、全一致は何も出てこず。

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確かフランス語で何かだったような・・・。

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何も出てこない・・・。

そっから「ノンチュラス イタリア語」「ノンチュラス スペイン語」「nonturus」「non turus」「turus」 「フランス語 夢」「フランス語 希望」「フランス語 愛くるしい」「フランス語 ねこ」「フランス語 ペット」「ノンチュラウス」「ノンキュラス」「ノーチュラス」「non churas」「ペット 名前 由来」「ペット 名前 由来 忘れた」「ペット 家族 由来」・・・・。

調べても調べても何も出てきません。ねこは家族とか言っておきながら、これはヤバい。とにかくいろんなキーワードを試すも手がかりなし。ちなみに「Nautilus」はオウム貝でした。

もはや岸辺露伴は動かないの「くしゃがら」状態。「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「くしゃがら」「ノンチュラス」「ノンチュラス」「ノンチュラス」「ノンチュラス」「ノンチュラス」「ノンチュラス」「ノンチュラス」「ノンチュラス」

あまりに出てこないので、『大切なのは名前じゃない。大切だという思いやりだよね。』と自分に言い聞かせたかと思えば、スマホで何かしらキーワードを入れてみたりを繰り返すばかり。

がむしゃらに入れても意味ない。名前をつけたシチュエーションを思い出そう・・・。確かなんかのんちゃんの見た目とかで、それをフランス語だとこうでこうでとかグチャグチャグチャぐty・・・・。なぜかフランス語にしたような気はするけれど思い出せない。

10年以上前。のんちゃんがうちに来たのは中学生くらいだった気がする・・・。当時の自分、なぜ由来をメモっていない。ていうか母親も父親も、妹も家族誰一人思い出せない由来ってなんだ。どんだけ高尚で難しい言葉なんだ。

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ごめん・・・のんちゃん・・・・


ともうどうしようもないと藁にもすがる思いで、英語ネイティブの彼女に聞いてみると・・・

『うーん、聞いたことない』と言いつつ一緒に調べてくれることに。その後もとにかくネットで色々試すもやはりだめ。それでも懲りずに「ノンチュラゥンンンンン」「ノンチュウウュラゥンンンンン」「ノンシュラゥンンンンンううう」と呟いていると




『あ、ノンシャランじゃない?』と彼女。

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ノンシャラン=nonchalant=のんきな


・・・これでした。英語でも同じような意味のようです。そして思い出したのですが、当時のんちゃんは本当にのんきな子猫で、名前にその要素として入れようとなり・・・。

母親から何故かフランス語がおしゃれだからという理由で、「のんき」をフランス語で調べるように言われ。おそらく「nonchalant」の発音がわからなかった中学生の私が翻訳サイトの音を聞いて、「ノンチュラス」と言ったんでしょう。(いや今でも確かにノンチュラまでは聞こえるような・・・。”ス”は聞こえないけど。)

と無事に一件落着しましたが、やっぱりペットの名前は由来もすぐに分かるようなものにするべきだと学びました(違)

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今も変わらずのんきなノンチュラスちゃん。

うちのねこのはなしでした。

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