覚悟が決まれば、人は強い
どこかの自己啓発本にでも書いてありそうな痛めのタイトルですが、最近強く思っていることです。
別に誰かから言われたとか、本に書いたあったとかではないのですが、
座右の銘にでもしようかと思っているくらい、自分にスっと入り込んでいきました。
それくらい、今の自分が必要としているフレーズです。
大学4年生になり、自分の覚悟や決意を表明する機会が多くなりました。
これは自分だけに限らず、大学4年生には必然的に訪れるものだと思います。
「アウトプットこそ、最大のインプット」
自分が外に向けて覚悟や決意を表明すれば、それなりのレスポンスが外部から返ってきます。
このレスポンスが、自分の覚悟をより強固なものにさせます。
「覚悟が決まる」
その方向に向かってまっすぐ突き進むことができる状態。
でも、裏を返せば、自分が進む方向性がひとつに決まってしまう。途中で曲がれない。猪突猛進。
何事も表裏一体です。
この2つを組み合わせるとしたら、
「迷いを捨て去り、引き際の選択肢を絞る」状態
と噛み砕いた方がいいのかもしれません。
あくまで「絞る」であって、「0にする」のではない(軌道修正することもあり得るので)。
ここはポイントかもしれない。
誰しも自分の中には、アクセル(自分を突き動かす爆発的なエネルギー)とブレーキ(そんな自分を客観的な視点から評価する力)が存在していて、そのバランス感覚を絶妙に保つことが重要。
「覚悟を決められる人」というより、「覚悟が決まった」と外から見ても感じ取れる人は、一定数のブレーキ能力を持っていると思います。
「自分はできている」という一種の自惚れ感覚が強い人からは、あまり覚悟というものを感じません。本人は覚悟を持っているつもりでも。自分の現在地を正確に把握できていないので。
そう考えると、覚悟というものは、
「やるしかない」「このままじゃダメだな」という感情が自分を極限にまで追い込むことで、何かが吹っ切れたように迷いが捨て去られ、引き際の選択肢を絞り込めた状態
とも言えるのかもしれません。
一定のブレーキ能力を持っているからこそ、強力なアクセルを手に入れたらもう最強です。
覚悟が決まり、スッと何かが吹っ切れたように感じる人は、その後の成長スピードが凄まじい。迷いがありません。
その状態こそが、「覚悟が決まれば、人は強い」。
新しい環境に飛び込むことになった大学1年生。
最上級生として難しい立場で振る舞わないといけない大学4年生。
プロを目指す人。就活をする人。
みんなそう。
無理に「覚悟を決めろ」と迫るつもりはないです。
ただただ、「覚悟が決まれば、人は強い」。
それだけです。