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なぜ初代が好きなのか?

自分はシリーズものにハマると大体初代が好きになる傾向がある。
ウルトラマンは未だに初代が自分の中で1番だと思っているし(ウルトラマンや怪獣、宇宙人のデザインは今観ても本当に素晴らしい)、仮面ライダーも1号2号は別格だと思っている。平成シリーズではティガやクウガが未だに根強い人気があったり、どちらも面白く自分にとっても思い入れがある作品だ。

プリキュアも『ふたりは〜』を当時妹とリアタイしていたので、後のシリーズでコラボ回があったり、スペシャルなどでなぎさちゃんとほのかちゃんを見かけると、昔の友人が帰ってきたような安心感がある。

ポケモンも初代の赤緑が1番だと思ってる人もまだ多いだろう。
(私はどのシリーズもそれぞれ個性的で面白いと思ってるが…)
違うバージョンでのポケモン交換や、対戦、図鑑集めなど後続のシリーズにもある基本的な設定はもうこの頃からできていて、今考えても絶妙なアイデアの組み合わせで生まれたのだな…と思う。(元ネタはウルトラセブンのカプセル怪獣とか、昆虫採集とか色々な話があるがどちらにしても面白い…)
最新作のSV(スカーレット・バイオレット)には初代のグラが使われているスポットもあり、まだまだ昔のファンを楽しませてくれる要素があって楽しい。


こう書いてしまうと懐古厨とか色々言われてしまいそうなので説明するが、勿論後続のシリーズも大好きである。次のシリーズで初代にいなかったタイプのキャラクターが増えたり、もっとシリーズのスタイルが変わるような要素が後のシリーズで生まれたり、シリーズ最高傑作!とファンの中で呼ばれる物も度々生まれていたりする。
それはファンの方によって評価が全然違うので私個人では特に何が…とは言えないが、長く続いているシリーズにはやっぱりアイデアの革新や変化が何度も行われ、時代に合わせて洗練されていくからなのだろう。

それでもなぜ初代が好きなのか…と聞かれると悩んでしまうが
やっぱりこの世界のデビューした最初の一歩の作品だからかなあ…と思う。
原作者さんの側から見ればもっとここをこうしたかった、とか容量・技量不足でこういう設定にしなくてはならなかった…みたいなところも多いのかもしれない。
でもその制限があったからこのアイデアが生まれたんだな〜というのが、裏話を聞いてて本当に楽しかったりする。
当時はカラーTVがまだ普及してない家庭が多かったから、白黒TVでも伝わるようにカラータイマーが点滅するようになった。スペシウム光線はとにかく腕から出したいのでどうやったら安定するかなあ…と模索して今の十字の形が生まれた。など…
この話は色んな本やドキュメンタリーでよく語られてるエピソードなので、もし興味があればぜひ調べてみてほしい。
始めてこの世界にこの作品が生まれ、ファンの方の目に触れた最初のシリーズというのが本当に大きいのだと思う。初代での成功、挑戦、失敗があるからこそ後のシリーズでまた違うアイデアを組み込んだり、もっと違う挑戦ができるのだろうなと…
やっぱり自分の中で初代は偉大なのだ。

これからも初代を愛でつつ、自分の愛するシリーズや作品がこれからも大きく長く色んなファンの方に届くように。ずっと応援していきたいと思っている。

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