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元ザブングル松尾陽介さんとの出会いをくれたのは泥棒社長

以前の記事で元ザブングルの松尾陽介さんと会社をやっている話を書きましたが、本日は松尾さんとの出会いをくれた泥棒社長の話を書きたいと思います。

松尾さんとは元々藤本が起業したばかりの時に可愛がってくれたある社長さん(T 社長としておきます)がきっかけで出会いました。

ある時 T社長から飲みに呼ばれたのですが、行ってみるとしっかり目に酔ってレイニーブルーを歌う松尾さんに遭遇しました。ザブングルのメガネの方くらいしか正直イメージがなかったのですが、お酒の席の松尾さんの面白いこと面白いこと。芸人さんってすごいんだなぁと感動していました。

ものすごく気さくな方で

いつでも呼んで!俺呼ばれたらなんでも行くから!!

とLINEを交換したので、まぁ社交辞令だろうなと思いながらもたまーにお誘いすると本当に来てくれたんですね。逆にダメでも今の飲んでる場所に呼んでくれたり。

そんなこんなでジワジワと仲良くなって行ったわけです。
一番のきっかけがあったのですが、それはまた別の機会にさせてください。

今は泥棒社長のことを書く気持ちが高まっております。

さて結論から入りますが、T社長に藤本は500万円持って逃げられてます。
見た目からちょっと堅気じゃない雰囲気の社長さんだったんですが、当時の藤本はT社長が発する強烈な「お金の匂い」に釣られてしまったのです。

行ったことのない高級料理店の数々、運転手付きのカイエン、ボートに乗っての海遊び、とても高そうなスーツ、一度もかけているのをみたことのない光放つ頭に乗っているオシャレメガネ。

会社を立ち上げたばかりで結果を出さなきゃと焦っていた事もありました。
何かと可愛がってくれてご飯に連れて行っていただいていたのですが、ある時Tさんから

「りゅうちゃん、俺はお前を男にしてやりたい。だからとっておきの稼ぐスキームの仲間に入れてあげるよ」

と言われました。

ワクワクしながら話を聞いていたのですが、ざっくりとした内容としては上場している小売店の四半期の決算書を綺麗にするために抱えている在庫をお金を集めて買い取り、そこのお金集めのプールに出資した人は1ヶ月後に元本に10%乗っけた状態で戻してもらえるという内容でした。年に4回行われており、基本的に決まった企業や人がお金を出しているが小さな枠を取ることができたので一緒にお金を出そうということで…

そんな美味しい話があるなんてすごい!っと、その時持っていた会社のお金を疑いもせずT社長に渡したあの日の藤本に言ってやりたいです。
「世の中に美味しい話なんて無いのよ」
「その500万円は将来西豪州で事業を立ち上げる時の軍資金として貯金しておきなさい」と。

期日になっても連絡がなく、連絡してみたところT社長からは

「今ちょっと金主に確認してみてる!手続きで1、2週間遅れることはあるから大丈夫よ」

という返信が来ました。

金主ってなんだろう、よくわからないけど、2週間くらいならまぁなんとかなるか…

と楽天的に待っていたのには理由があります、お金をT社長に渡す際、きちんとお金を預かっている旨を書いた契約書を作ってくれていたのです。

あの時の藤本に言ってやりたいです。
「理由がどうあれお金を他人に渡すときは契約書にきちんといつ返すのかが記載されていないと意味がないよ!」
「そもそも契約している会社が存在する会社なのか裏どりしないとダメだよ!」
「そもそもお金を渡すなら返ってこない前程で渡さないとダメだよ!」と。

色々気づいた時にはT社長とはほとんど連絡が取れなくなってしまっていました。

実はその後T社長に繋げてもらった方々に連絡したりと動けるだけ動いた結果200万くらいは回収できたのですが、残り300万年ほどまだ返ってきていません。

風の噂によると国税にすっぱ抜かれてお金がなくなってしまったとのこと。
ただ、色々上手に名義変更してお金を隠して生き延びているとのこと。

こんな小僧からもお金を取らなきゃいけなかったなんて、T社長も必死だったんだなぁと今になって思います。

おーい、T社長!余裕がなければ300万はもう良いので(というか不良債権としてもう処理してしまったので)久々に飲みませんか??

先日カラテカの入江さんにお会いした時にT社長からお金が入金されないって困ってましたよ!!

結論:人は変わらない


こちらからは以上です。

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