営業日記「社会人デビュー!承認欲求との葛藤」
こんにちは中井です。
私の営業の始まりは、22歳新卒で入ったベンチャー企業だ。
自分がそもそも営業会社に入った理由は
お金が稼ぎたかった訳である
面接の時に自己成長や会社の思いに共感したとか言っていたが
今になって思うのが、ぶっちゃけ
『お金』
だった。
私の入った会社は歩合制の会社だった。
20代で課長・次長職になれて、月収100万も可能な会社だった。
何故自分は当時そんなに『お金』にこだわっていたかと言うと
自分に誇れる物がなかったからである。
自分は学生時代13年野球部に所属し、大学も出れた。
ただ、中身を言うと
野球部13年ほとんど控え選手
大学の偏差値35(Fランク大学)
唯一誇れたのは
『弟』
である
弟は難関国立大学大学院卒(医療機器の開発について研究)
現在は大阪府庁にお勤めのいわゆる世の中的に見るとエリートコースの超優秀な弟である。
と他人の自慢しか出来ない自分は果たして「何をやって来たの?」と質問とかくるのが本当にキツかった。
だから、社会人でお金稼げる人になれば今までの自分のコンプレックスが払拭できると思った。
今思い返すと
酷い勘違い!
て思いますね。
どう言う意味かと言うと
僕は当時、自分に”誇り”が欲しかった訳である
だったら、自らの価値を上げれば良いだけの話
お金の持っている量=その人の価値
これを潜在的に思っている人て本当に多いと思う。
お金はあくまでも一つの物差しである。
当時の自分はお金でしか、物事を計れなかった。
じゃあ、何故お金でしか計れないかと言うと
自分を測ると自分の駄目さが明るみに出てしまうからだ。
でも、当時の私は弟と同じく誰かに認められたい。
と言う承認欲求がとにかく強かった。
その私的感情を持って社会人一年目から数年葛藤があった。
何故こう言う葛藤になったのか?
今に思うと自分自身に対する
欠乏感
に支配されていたのでは無いかと思います。
マズローの五段階欲求説はご存知でしょうか?
「マズローの欲求5段階説」とは、心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、人間の欲求を5段階に理論化したものです。人間には5段階の「欲求」があり、1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする基本的な心理的行動を表しています。
これから見る通り自分は自己実現に進めずに数年過ごしていたなと思いました。
そもそも当時進む気すらなかったのでは無いかなと思います。
ここが売れる営業マンと売れない営業マンの境界線では無いかなと思います。
何故かと言うと、上の図の通りである。
僕は欠乏欲求で止まっていたから売れなかったのである。
ある程度欠乏欲求でも売れたときはありましたが、
圧倒的な成果は出た事がなかったです。
つまり、
圧倒的な成果を出す為には成長欲求に目を向けてないといけない。
売れる営業マンは、お客様・同僚から応援される人と言うのが共通している。
とにかく成長を追い求めて自分を律している人は、絶対にファンがつく。
これを読んだ方は、仕事している自分を思い返して改めて考えて欲しい。
誰を満たす為に仕事していますか?
22歳の僕に問いかけてあげたい。