（新卒向け）BIG4の新人研修の実態【これを理解していないと、研修期間で早くもメンタルやられる】

1. はじめに

総合コンサルで10年以上の経験を持ち、現在はスタートアップで新しい挑戦をしているryuです。

コンサルティング業界、特にBIG4と呼ばれる大手ファームでは、新人研修が非常に重要視されています。

多くの新人コンサルタントがこの研修を通じて業界の基礎を学び、戦力としての第一歩を踏み出します。

事業会社の新人研修を支援したこともありますが、あっちは楽しいですよね。

たいした研修内容・レベルでもないですし、社内恋愛の相手を探す人も多いです。

ゆるくて楽しい研修期間ですよね。

しかし、コンサルの新人研修は全く異なります。

決して「楽しい学びの時間」ではありません。

むしろ、圧倒的なプレッシャーと厳しい環境の中で、自分の限界に挑戦する場なのです。

この内容を把握した上で、研修を受けるのはもちろんのこと、研修前の期間からレベルアップを図ることで、コンサル人生のスタートダッシュをきれます。

逆に、気持ちの準備が不十分だと、研修の段階から早くもメンタルがやられます。

自分はそんなことない！と思う人は、この記事は読まなくていいです。

心配な方は必ず読んでください。

この内容を知っているかどうかでコンサル人生の分岐点を良い方に進めるのですから、読まない手はないです。

それでは始めていきます。

2. 新人研修の目的と背景

新人研修は、BIG4のような大手コンサルティングファームにおいて、新人が一人前のコンサルタントとして成長するための最初の試練です。

しかし、その目的は単なるスキル習得にとどまりません。

新人研修は、コンサルタントとしての「適性」を見極めるための厳しい選別プロセスでもあり、その背後には、非常に高い期待と厳しい現実が隠されています。

2.1 選別としての新人研修