古典語留学1/22

今日は古典文学の授業が試験前でお休みになり、おかげで試験勉強ができました。ガリア戦記も教科書の一巻部分を読み終えることができ、とても満足です。これからは前に読みきれなかった教科書を続けて読んでみます。

一限はギリシア語で、ει, εανと法の関係を扱いました。ει+直説法は事実に則した「確実に発生する」一般論を表すもので、εανは必ず接続法を伴いsi + fut perf「もし…したら(その後)」というeventuale enuntiatumを構成します(未来に発生しうる出来事)。主節は確信度により未来・命令のほか希求法も取ることができます。ειが希求法と共に用いられるとpotentiale、つまり「もし仮に」という実現度の低い文になります。非現実は現在の場合未完了、過去の場合アオリストと習いました。非現実及び希求法の帰結文はανを要求します。これからまたより深くやると思います。

二限のラテン語はいつも通りカエサル講読。iuncturaを使ってゴリアテに関する聖書の文章を書き換える練習があったので、そんなに進みませんでした。

五限は詩の授業で、今度のコンサートで歌うらしい歌を扱いました。「カール大帝死んで悲しい」とか「アエネアスなんて会わなきゃよかった」と語るディドーの歌とかを読みました。

今日覚えたことば:summa「総数」(英語と同じでいいんだ、ということがわかりました)

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