投資と健さん　～投資家へ贈る名言15～

”男の中の男”といえば、前田利家。

”投げて打って走れる男”といえば、大谷翔平。

“日本一愛された男”といえば、高倉健。

俳優の高倉健さん没後、10年が経過した。

私は、『幸福の黄色いハンカチ』や『野生の証明』、『ブラックレイン』などはテレビで見ていたものの、元々健さんファンではなかった。

年齢も関係しているかもしれないが、今は大ファンだ。

大ファンになったのは、遺作である『あなたへ』を映画館で見たのがきっかけだ。予告編を見て気になって、外出中に時間が余ったときに、綾瀬はるかさんも出演していたから、フラッと見た。

出演者が豪華で健さんが、港を歩くラストシーンがカッコよかった。

それ以来、多彩な過去作を見続けている。まるで007の主人公のように、何の役でも健さんは健さんだった。改めて『幸福の黄色いハンカチ』を見て、刑務所からの出所後、街の食堂でラーメンを食らうシーンは、すごいなあと感動した。

名言も多く残されていて、投資に置き換えてもすばらしいので、15個厳選し、投資家向けにアレンジした。変更点は注に記載し、名言にタイトルもつけた。

今迷いのあるなら、健さんの名言が心にしみるハズだ。

〚01〛恋

投資家になろうと思ったのはお金がほしかったからです。恋をした人がいて、その人と暮らすためにお金が必要でした。

（原文）投資家→俳優

〚02〛愛

誰かのことを想って胸が熱くなる。
ちょっとキザかもしれませんが、やっぱりそうやって想う人がいないと、投資をやる気にはならないですよね。

（原文）投資→仕事

〚03〛出会い

人はいつも伝えきれない想いを重ねて、
一期一会の投資を続けている。

（原文）投資→旅

〚04〛未来

投資は国境を越え言葉を越えて、「生きる悲しみ」を「希望や勇気」に変えることができる力を秘めている。

（原文）投資→映画

〚05〛習慣

普段どんな生活をしているか、
どんな人と出会ってきたか、
何に感動し何に感謝しているか、
そうした投資家個人の生き方が
投資に出ると思っている。

（原文）投資家個人→役者個人　、投資→芝居

〚06〛核心

何をしかではなく何をなそうとしたか、
何をしたかではなく何のために投資をしたか。

（原文）投資→それ

〚07〛感動

投資家にとっていちばん寂しいのは、
何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。感動しなくなったら投資家はおしまい。こんな淋しいことはない。

（原文）投資家→人間

〚08〛風

いい風に吹かれたいですよ。
きつい風ばかりに吹かれていると、人に優しくなれないんです。
待っていてもいい風は吹いてきません。
投資をしないと…。

（原文）投資→旅

〚09〛誤解

マーケットに裏切られたことなどない。
自分が誤解していただけだ。

（原文）マーケット→人

〚10〛目力

損益のことなんか言わない。投資家はぐっとためているものが目力にでるんだ。

（原文）手紙→損益、投資家→男

〚11〛秘密

ポートフォリオ全体は、人に見せるもんじゃない。

（原文）ポートフォリオ全体→台本

〚12〛豊かさ

投資されるより投資した方がずっと心が豊かになる。

（原文）投資→拍手

〚13〛継続

辞めたら辞めたで終わりだからな。
辞めたらダメだ。
何があってもやらないと。
何があってもやる。続ける。
知力あるかぎり。
辞めたらダメだ。
続いているやつが勝ちなんだ。

（原文）知力→命

〚14〛別れ

長い間世話になったな。
投資をやめても体に気をつけて、
しっかり生活するんだぞ。
楽しかったぜ。

（原文）投資をやめて→東京に帰って

〚15〛ゴール

投資は精進にして、忍びて終わり悔いなし。
（健さんの座右の銘）

（原文）投資→往く道

【今日のひとこと】

「樺太まで聞こえるかと思ったぜ」

（映画『駅 STATION』、高倉健のセリフ）

2024年の年内に、日経平均5万円を超えるかとおもったぜ。。。