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【商品考察】ファンドラップ(8) ~2023年のポートフォリオ戦略~


2023年もユルユルと始まった。
市場は混沌というか、方向性が見えない。

特にドル円の動きがヘンテコだ。

ファンドラップをコア資産にできるかを、ダイワファンドラップを保有しながら検証しているのでシリーズで書いている。

本日、SMBC日興証券の『新春オンデマンドセミナー2023』の動画配信があったので、ポートフォリオの方向性の参考にする為に視聴した。

セミナーでは、現時点の各資産クラスの相対評価の解説があった。

ファンドラップを保有する上で、各資産クラスの自分なりの相場観を持つことは、丸投げしない上でも重要だと思う。

この手のセミナーは、転載等の制約が厳しいので、
備忘録程度で書くことにした。


視聴してよかった点は、
SMBC日興証券もCIOレポートを発行していることを知れた。

CIOレポートを参照するには、口座が必要で、
私は、ダイレクトコースの口座を保有しているので、参照できる。

SMBC日興証券の信頼度が大幅低下したとはいえ、SMBCグループなので、広告付きのくだらないウエブ記事より、100倍信用できる。

野村證券のCIOレポートは月次だが、SMBC日興証券は四半期ごとで、月次に変更点のアップデートレポートが発行されているようだ。

セミナーは、最新版のCIOレポートを動画で説明したもので、参考になった。

この手のレポートは、鵜呑みにするのではなく、
ひとつの参考情報として、野村證券のレポートと組み合わせて見ていこうと思う。


SMBC日興証券の個人的に好きな点は、

顔出しすること。
CIOレポートにも主要メンバーの顔写真を出している。
大和さんや野村さんは、顔出しは、ほぼしない。

嫌いな点は、いろいろとちょっと変なところがある。

今回のセミナーも年初とはいえ、
退任が決まってる暗い顔の社長のあいさつ動画を出している。不快なので見ずに早送りしたが、こんな顔出しはいらない。

年初に顔出しするなら、不祥事に対して、プロセス、社風、体制など、どこに問題があって、どのように改善するかを具体的に示してほしい。法律面も改善すべき点があれば、提言して欲しい。
もともと不信感の強い金融業界の品格をさらに落とした責任の重さを考えて、別動画でよいので年初に改めて公表して欲しかった。

まとめ


2023年の全体的な相場観は弱気と考え、
新しいNISA口座の活用方法を考えつつ、

ポートフォリオは、
ニュートラルを維持し、現金をプールしながら、
局面転換に備えようと思う。

こんな時こそ強気な投資家が最終的に勝つのだろうけれど。。。

私のファンドラップへの探求は、まだまだつづく。。。
1歩づつでも進めていく。

【今日のひとこと】


男たちは、自分の職業がほかのいかなる職業よりも大切だと信ずるか、自分で思いこませる以外に、その職業を持ちこたえることはまず出来ない。

(哲学者 ニーチェ)



なるほどね。
投資家であれば、

投資家たちは、自分のポートフォリオがほかのいかなるポートフォリオよりも強固だと信ずるか、自分で思いこませる以外に、そのポートフォリオを持ちこたえることはまず出来ない。
(昭和の投資家 逢坂リュウ)

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