練習日記 11/1〜11/17
11/1(金) 中学練+jog(14.1km 60'26 4'17/km)+ws×2
11/2(土) w-up 800m×5×2(1set:2'20-22 2set:2'16-18 r90" sr3') c-down
使用シューズ Adidas adizero avanti TYO
この日は東大にて800mのインターバル。
ペース設定としては、5000mのRP付近を狙って実施。
1セット目の序盤はどこか動きが噛み合わず、嫌な予感がしたが、徐々に動く様になって来たので、2セット目はAチームへ合流し、ペースを上げて実施した。
ペースが上がっても動きを最後まで崩さずに出来たので良かったし、手賀沼から続いていた悪い流れを断ち切れたので一安心。
振り返ると、この日は高望みせず、1セット目は余裕のあるペースで行ったのが良かった。やはり、1度の120%の練習より、90%を継続する方向性が自分には合ってる。そう思った。
11/3(日) 朝 jog(4.3km 22'35 5'10/km)
午後 jog(20km 1.31'03 4'33/km)
11/4(月) jog(17.1km 1.16'02 4'27/km)+坂ws×3
11/5(火) 午前 jog(6km 27'29 4'34/km)
午後 w-up 10000mPR(3'15)+1000m c-down
使用シューズ Asics Meta Speed Edge Paris
この日は東大にて、PR+1000m。
当初は12000mを予定してたが、途中、自分が引っ張りの区間で調子に乗ってしまい、ペースアップしたツケが8000m以降で回ってきて、一気にキツくなってしまったので、バラバラになる前、1万mで止めた。
その後は、全体のメニュー通り、1000m1本。もう少し動かしたかったが、こんなもんかな。総じて、土曜の疲労を感じたので週末の日体に向け、ここから3日間はガッツリ落としていく。
11/6(水) jog(12.1km 57'15 4'43/km)
11/7(木) オフ
11/8(金) jog(8km 34'21 4'16/km)+ws×2
11/9(土) 第317回日本体育大学長距離競技会
10000m 1組 DNF
使用シューズ Adidas adizero avanti
この日は日体大記録会へ。
1万mは久々だったが、練習の感覚からして3分ちょいで押す力はあると感じていたので、30'40前後では走りたいと思い、スタートした。
スタート後から集団のペースは安定しており、最初こそ2'58だったがその後はペースが落ち着き、3’05前後で流れる理想的な展開となった。しかし、どこか動きが噛み合わない感覚があり、4000m付近からキツさを感じ始め、5000mを15'18で通過後に、そのキツさに負けてしまい、集団から離れてしまった。そこからはズルズル行き続け、次の1000mで3'15掛かってしまった時点で「レースにならない」と思い、気持ちで負けて途中で走るのを辞めてしまった。
2週間前の手賀沼でも同じ様に途中でキツくなって全く粘れず、粘ろうともせず、「動かないから」辞めてしまうという競技者として失格レースをしてしまったのに、また同じ事を繰り返す自分に走り終わった後、無性に腹立たしく、憤りを覚えた。
長距離なんてキツいスポーツなんだし、それに打ち勝つスポーツ。初心者でも出来る、当たり前が出来て無い現状にただ呆れる。
11/10(日) 第317回日本体育大学長距離競技会
5000m 16組 14'53"56 2ndPB,SB
使用シューズ Adidas adizero avanti
前日のレース後、「これじゃダメだ」と思い、本来は出る予定の無かった(エントリーはしてた)5000mに出走した。
前日のレース後は温泉に行き、交互浴とサウナで体の中の血液を回しまくり、ストレッチとケアを徹底してレースに臨んだ。
もう、何も失う物は無いし、タイムはどうでも良いので、とにかく自分に負けないレース、泥臭いレースをしようと思い、朝起きた瞬間から前日とは全く違った心持ちで集中力を高めた状態でスタートした。
入りから2'56、2'57、2'58と良い感じで集団の流れに乗り、3000mを8'52で通過。割と体も動いたし、集中して良い動きを保てていた。集団に付きながら4000mを通過したが、11'55と見えて、ここで集団のペースが思っていたより落ちていたので、集団の前へ。
ラストはキツかったが、気持ちで押し切り、14'53でフィニッシュ。自己ベストには0.05秒及ばなかったが、前日のレースから約24時間で立て直せた点は良かった。
【気づき、反省】
•夜のケアの時間にスマホを見るのが良く無い。それだと、集中した、質の高いケアが出来てなかった。
•要は気持ち。1万の時はレースに集中出来てなかった。
•レースに向け、前日8km、前々日オフの調整方は合ってない気がする。タイムが出た時、体が動いた時は前日8km、前々日12kmの時。今後はこれをベースにする。
•単独で走る練習が不足してた。
最近は集団で練習する事が多く、それだと練習の質は上がるが、自分の自力が上がった事にはならない。また、集団から離れる=ダメという思考に陥ってしまう。だからこそ、毎回とは言わずとも、月に何回かは単独でポイント練習を実施するようにする。
•動き作りの重要性
最近はアップで動き作りを省いてしまう事があった。(昨日がそう)
しかし、動き作りでケツに力を入れ、腰下に足を落とす事を意識した結果、アップから良い動きを作れた。
土曜のレース後はもう、陸上を辞めたいと思ったが、これではダメだと、もう一度自分でスイッチを入れて取り組めたのは良かった。
自分のレース後、同好会の後輩がとんでもないタイムを出してきて、ビビったを超えて「現実か?」と思ったが、彼から学んだのは、「自分で限界を作らない」という事。自分は、同好会記録の14'24は絶対に切れないと初めっから決めつけてた。しかし、彼はそう思ってなかった。今でも、マラソンsub20は今の自分にはムリだとやっても無いのに決めつけてしまっていた。それではダメだと、目が覚めたので、マラソンsub20、これを目標として設定し、残り4ヶ月取り組みを続ける。
その為に先ずは、週末の上尾ハーフ。66'30前後がターゲットタイムになるので、残り1週間はガッツリ疲労を落とし、ベストな状態で本番に臨みたい。
11/11(月) 朝 jog(10km 48'47 4'52/km)
午後 jog(8.5km 39'36 4'40/km)+坂ws×3
11/12(火) 朝 jog(5.7km 27'50 4'52/km)
午後 w-up 8000mPR(3'10/km) c-down
使用シューズ Nike ZoomX α fly3
この日は、週末のハーフに向けてのPR。
設定タイムは3'10とした。全体のメンバーが1600×4だったので、それに合わせて途中途中引っ張ってもらった。3200mは自分単独で走ったので、一昨日のレースの反省を活かし、1人で走る事も意識した。
感想としては、6000m付近からキツくなり、最後は割と一杯一杯だった。特に後半、ケツからハムの辺りが張ってきたので、キツイ時こそ、腰下に足を置くイメージで。それが出来る様にする。また、上半身が固くなるクセがあるので、キツイ時こそ、リラックスして前の人の腰を見る様にする。レース本番でも、キツイ場面が来るが、それが何キロ地点でも、それを意識する事が出来れば間違いなく粘れる。
他人に目を向けるのでは無く、自分に目を向ける。あと4日間、後悔の無い取り組みを。
11/13(水) オフ
11/14(木) jog(12.8km 59'49 4'41/km)+ws×2
11/15(金) jog(10km 43'23 4'20/km)+ws×3
11/16(土) jog(8.1km 35' 4'17/km)+ws×2
11/17(日) 第37回2024上尾シティハーフマラソン
1.09'15(net:1.09'09)
使用シューズ Nike ZoomX α fly3
この日は秋シーズンのメインである、上尾ハーフに出場。66分台を目指して15'30で入り、その後は15`50前後で押していくレースを想定していた。
スタート後は、周りのペースに惑わされ、3分前後というハイペースで突っ込んだが、比較的余裕もあり、「行けるぞ」と思いながら走っていた。5kmは15'33。理想的な入りをしたが、8km付近で結構キツくなってしまい、10kmを31'28(15'55)で通過した時には割と一杯一杯だった。もう足も重く、動かない感じだったので、「辞めようか」と思ったが、ここで辞めたら自分に負けた事になる、先週で「自分に負けるのは最後だ」と決めたでは無いかと思い、キツい中でも走り続けた。その後、後ろから来た東海大の選手に上手く合わせる事が出来、一旦は3’20まで落ちていたペースを3’10前後に戻す事が出来た。ここでは心拍も落ち着き、再び巻き返せると思い走っていた。だが、その後の細かなアップダウンに差し掛かった際に一気にキツくなってしまい、集団から離れてしまう。15km通過後はもう、両足が攣りそうになり(半分攣ってた)完全にペースダウン。3’30ギリ位でしか刻めなくなり、最後は満身創痍でゴール。最後の7kmは地獄の様に長く、特に18kmからの3kmは永遠続いている様に感じた。
【気づき、反省】
•途中でレースを投げ出さなかった。
→手賀沼の時とは一皮剥けれた
•アルファ3でハーフはキツい?
→よりスピードが大事になるハーフでは、回す感覚を意識したいので、エッジの方が良いかも。
•集団での練習ばかりで、設定タイムにこだわってしまっていた。
→他人の力を借りていただけ。自力を練習から高められてなかった。今後は単独で走るトレーニングを増やす。
・このレースに向け、昨年と一昨年は、30km走を2回、12000mPRを2回行っていたが、今年は、25km走1回、12000mPR1回、1万PR1回しか出来てなかった。
→8月に30㎞走を3回行っていたので大丈夫かと思っていたが、直前にハイペースでの距離走、PRが足りてなかった。これも、集団の練習に拘り、自分で必要な練習を組めてなかったからこそ。今後は、集団での練習に拘らず、その時の自分にとって必要な、練習を組むようにする。
今日のレースを振り返ると、もっと冷静に前半落ち着いて入れば良かったと思ったが、責めずに無難なタイムを出すより、一発の可能性に賭けたかったので、その選択には後悔は無い。
秋シーズンはここに合わせてたので悔しいが、これが現実だし、受け入れて、1から、いやゼロから作り直してマラソンで絶対に2時間20分を切る。
〜11月上旬振り返り〜
今月上旬は、日体大記録会→上尾という流れの中で、比較的量は落としてレースに集中する流れとなった。
日体大記録会では、1万mで最悪の走りをしてしまい、今までの自分であれば、そのままメンタル的にもズルズルいってしまいそうだったが、今回は「これではダメだ」と目を覚ます事ができ、1日で立て直せたのは、半歩くらい成長出来た気がする。5000mに関しては、月末の日体に出る予定なので、最後そこで14'50を切って清々しい気持ちでトラックから引退したいですね。(翌日の1万も出るので、最後くらい完走したい。笑)
他人から見れば小さな一歩かもしれないが、ここ1年位成長を実感出来てない自分的には大きな一歩だったと思う。
上尾に関しては、上に書いた事が全てだが、天候を考えれば、もっと落ち着いて入るべきだったかもしれない。しかし、それで68分台とかで無難にまとめるより、一か八か66分台にチャレンジしたかったので、その選択に後悔は無い。
自力がない事がよく分かったので、自分の力を過信せず、弱いランナーだという事を自覚して、愚直に、真摯に淡々と今後はマラソンに向けて体を作っていく。