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運転っちゅうもんは、リラックスと慣れや

最近テレビでよく見る元女性アスリートタレントが運転を練習に来たのですが、いつもと違う師範が登場し・・・。


この文章は、クルマの運転の師範と架空有名人が運転の練習をしている様子を会話形式で書いたものです。

読むだけでクルマの運転について、1・上達する 2・モチベーションが上がる 3・興味が出る

以上を目的に、妄想ドライヴィングレッスン、スタート!

※ここに出てくる人物はすべて架空のものです。


【運転っちゅうもんは、リラックスと慣れや】


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元なでしこジャパン・丸川桂里奈(以下、丸川)

『師範、ワタシってクルマを運転してると疲れるんですよね~。なんでだろ?サッカーの試合を1日に3回やった時より疲れるかも・・・』


ダメ師範

『クルマに慣れてないうちは疲れるやろ?そんなもんや。ほんならラクな運転っちゅうもんを覚えたらええねん』


丸川

『楽な運転!?覚えた~い』


ダメ師範

『よっしゃ、なら運転姿勢からや。なんやその教習所みたいな運転姿勢は』


丸川

『え~だって怖いんだもん。だから両手でしっかりハンドル持っておきたいし』


ダメ師範

『そんな真面目な姿勢やから疲れるんやって。まずはもっと背もたれを倒してみ。ほんでもって、左ひじはここに置いて・・』


丸川

『へえ~、ちょっとラクかも。でもハンドルは右手だけで持つの?』


ダメ師範

『せや。右手はハンドルのてっぺんに置いとけばラクやろ?』


丸川

『・・・まあそうだけど・・。これでハンドルをどうやって回すのかな』


ダメ師範

『それはやな、手のひらをハンドルに押し当てて回すんや』


丸川

『えっ、えっ?回らないよ。ハンドル重いよ』


ダメ師範

『そりゃ慣れてへんからや』


丸川

『いやいやいや、このクルマはベンツだからハンドルが固い?重い?って誰かが言ってたもん』


ダメ師範

『まあベンツやったらハンドル重いから初心者には回しづらいやろな。だからしんどいんやで。もっと軽いハンドルのクルマにせな』


丸川

『ハンドルが軽いって、どんなクルマ?』


ダメ師範

『そりゃ、高級車やで』


丸川

『私のベンツは高級車じゃないの?Eクラスって書いてあるよ』


ダメ師範

『外車は論外や。ホラ、なんでも日本製が一番やろ』


丸川

『よく分かんない。でもアイフォンとかヴィトンのバッグとか、外国製の方が良くないですか?』


ダメ師範

『いやいや。ワシの愛車のクラウンなんて、ハンドルがものすごく軽くてラクやで~』


丸川

『ふ~ん。なんだか体が痺れてきた・・。こんな半身になってて辛くないですか?それより、バランス良くまっすぐに座ったほうがラクな気がする・・・』


ダメ師範

『それはリラックスが足らんのやって。ソファに座ってるとリラックスするやろ?そのイメージやねん』


丸川

『リラックスって言っても・・。こんなに骨盤が寝てたら手足がスムーズに動かなくなるよ・・・。サッカーの時だって、しっかりと骨盤を立てるんだよ』


ダメ師範

『もうサッカーのことは忘れたほうがええ。クルマの運転とは関係ないって』


丸川

『そうかなあ?両手両足を使ってリズムを出すところは一緒だと思うけどな・・・。それにサッカーの時よりもはるかに速いスピードで移動するんだし』


ダメ師範

『結局は慣れや。運転は慣れたもん勝ちや。はよ慣れるこっちゃで』


丸川

『(早く慣れるために運転を教わりに来てるのに・・・)慣れればいいんだったら、師範の存在価値ってないんじゃないですか?』


ダメ師範

『ハッキリと言うなあ、自分。せやけど、チャッチャカチャッチャカと運転しとったらすぐに慣れるで運転なんてモンは』


丸川

『じゃあ、横断歩道もチャッチャカ通り過ぎた方がいい?』


ダメ師範

『もちろん。そんなところでチンタラしとったら歩行者に捕まるで』


丸川

『横断報道で止まることはダメなこと?』


ダメ師範

『ああそうや。ドンくさいっていうことを知らしめてるのと一緒や。サッと行ったれや』


丸川

『ワタシはおバカに見えるかもしれないけど、勘はものすごくいいのよ。師範、アナタはダメだこりゃだわ。・・・サヨナラ』

【終わり】


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クルマの運転には適度なリラックスが必要ですが、本当に家にいるような完全リラックスは、必要ありません。

心は少し緊張させる反面、身体はリラックスしているのがベストです。

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