Ryra Vineyard & Wines Vol.10 - 充実した2024年(2024.11)
気が付けば2024年も残り1カ月半。今年はフランスボルドーでも、北海道でもやることがたくさんありました。非常に充実した一年でしたが、no+eは全然更新できておらず・・・。この記事で2024年をまとめて振返ります。
【1月】
新しい農地(乾町153-1, 1.6ha)を購入しました。2022年に購入した1haと合わせて、農地は合計2.6haとなりました。これらの農地購入について、地権者の方と相談を始めたのは2020年。その後すぐに1筆目を借りてぶどうを植え始め、そこを2022年に購入。そして今年1月に無事2筆目を購入することができました。
「計画通り」と言えばそれまでですが、4年に渡って地権者の方と信頼関係を保ち続け、当初の計画通り進めることがでたことは素直に嬉しく思います。伊達市の酪農家であり、Ryraの取締役である森さんが多くの方と繋がりを持っていて、地元からの信頼が厚いからこそだと思います。森さん、いつも本当にありがとうございますm(__)m
【4月】
苗木定植の前に、だんだんと心配になってきた鹿による食害(芽を食べます)を防ぐため、外周600mに電柵やネットを張りました。
【5月】
連休明けの土日に、2021年から毎年続けている苗木の定植を行いました。2日間で延べ約100名の方が応援に駆けつけてくださいました。今年植えた苗木は約2,000本。多くの方に参加していただいたお陰で、作業は午前中のみで、丁寧に作業を進めることができました。これで2021年から植えた苗木は計7,800本、ぶどう畑は約2haとなりました。
【6月】
ぶどう樹の管理の合間を縫って、今年新植した区画に柱を設置。ぶどう園をつくり始めて4年も経つと、だいぶ作業はスムーズになってきました。
そして念願のトラクターを購入。ずっと中古車を探していたのですが良い出物がなく、結局新車を購入しました。性能の高さや操作のしやすさに大満足しています。
開花は6月下旬に始まりました。
【7月】
畑に倉庫としても使えるハウスが建ちました!私たちの会社はまだ畑近くに所有する建物がなく、現在借りている倉庫がやや距離があり困っていました。中古の骨組みを譲り受け、不足する資材は購入し・・・建ててくれたのは、やっぱり森さんです!
【8月】
乾燥していた4月~7月中旬から一転し、7月末~8月で265mmもの雨が降りました。気温が高く、湿度も高かったため、病気の心配が尽きませんでしたが、うまく病気を発生させずに乗り切ることができました。
ピノノワールの着色(ヴェレゾン)が8月中旬に始まりました。色づき始め、糖度が上がってくると鳥が食べにやってきます。その害を防ぐため、収穫を予定している列にはネットを設置しました。垣根65列分、張ったネットの長さは8km以上。設置には1週間かかりました。
【9、10月】
収穫に向けて果実のサンプリング・分析を開始。9月中旬からの糖度上昇が予想をはるかに上回り、急遽9/28(土)にピノノワールを収穫始めることを決めました。9/25にそれを決めたにも関わらず、当日は20名を超えるボランティアの方が駆けつけてくれました!そして、翌週の10/5(土)は35名のボランティアの方と共にシャルドネを収穫。今年の収穫量は、事業計画の1,080kgを大きく上回り2,300kgでした!
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