【TCT DAY6】テクノベート・シンキング⑥
クラスの学び
【テーマ】テクノベート・シンキングによる問題解決プロセスの実践
クラス最終回は、これまでの学びを踏まえ、自身のビジネスにおけるテクノベート的問題解決を考え、可能であればツールを使って実装をする回。
ケアテックの領域では、IoTで現場の業務負担を軽くしたり気づきを与えるものや、計画・記録・それらをレセプトや保険請求業務と連動させるものなど、様々なテクノロジーが活用されつつあるし、次々と新たな製品やサービスが開発されている。
テクノロジーが活用できることは数多くあると思うが、テクノベート・シンキングを学んだあとでは「こんなことできたらいいな。」とは思いつつも、必要なデータをどうやって集めるのか、どんなアルゴリズムを組めば実装可能なんだろうかということを考えるとかなり難しく、“AIでなんかうまいことできるんじゃないか”という思考からは脱出できていると実感した。
予習アサインメントでは、10月から始まる研究プロジェクトで考えているビジネスプランにおいて、AIを使った課題解決を考えた(内容は秘密)。そう難しいアルゴリズムではないが、テクノロジーを導入することはできても、実際に使用する場面においては使う側のITリテラシーがハードルになることも気づいた。
どんなに素晴らしいシステムを作っても、使われなければ意味がないし、どうやったら使われるようになるかを考えるのも、ビジネスサイドが責任をもって取り組まなければならないことだ。このように考えることができるのは、このクラスで学んだ成果だろう。
自分(自社)への落とし込み
このクラスの学びで、自社の何かを変えるというはなかなかできないが、今後もっとテクノロジーを活用したり、テクノロジー企業との付き合いや要望を出す機会などが増えてきた時に、このクラスでは学んだことが活きてくるだろう。
「お?ここの社長はテクノロジーへの理解があるなぁ」と思われるように、学んだことを忘れずにおこうと思う。